2014年　ジャパンカップ　動画コラム

https://www.youtube.com/watch?v=KzRQwT-YZWQ&feature=youtu.be

内容の抜粋（掲示板投稿と重複）

エピファネイア

強い馬である事に疑いはないけど、展開がかなり向いた部分も大きい。

道中でかなりエキサイトしてしまうので、内枠で馬を前に置けた今回は絶好と言ったところだったと思う。それでもスタート後から速くなってしまうので、逃げ馬の存在がレースに不可欠。今日は二頭がどんどん前に言ってくれて壁を作れたから良かったけど、ハナに立たされていたら自滅も止む無しという道中だった。

外枠だとかなり怖いものがある。

直線ではアッサリ前が開くという好展開。道中は壁が作れて、直線はアッサリ開くという最高の条件が揃ったレースだったと思う。

とはいえ、アレだけの勝ち方をするのだから、今更言うまでもなく相当な能力水準にあるのは明らか。
これが引き出せるかどうか。結構注文がつく方だと思うので、レース毎に枠や他馬の脚質と相談して予想を決めたい。


スピルバーグ

見事な騎乗だったと思う。

直線で真直ぐ走らない馬である事を認識している上で敢えてインを突いた、エキサイティングな騎乗だった。

Ｐビデオを見ても、ジャスタウェイの後ろを取って安全な外に持ち出す事は十分に出来た。
しかし、ジェンティルドンナが目の前にいた状況下で外に持ち出すのは逃げに等しい行為。もしジェンティルドンナが弾けたら、外に出すコースロスが響いて負けの競馬になると判断したと言う事だと思う。

結果的にジェンティルは不発だったし、フェノーメノともかち合ってしまって、内を突いたのは乗るか反るかで「乗った」とは言えない状況になってしまったけど、果敢な北村騎手の判断には胸が熱くなるものがあった。
フェノーメノのかち合わずに、ジャスタウェイよりも先に仕掛けて入れば、2着も十分にあったと思う。外に出してジャスタウェイを追う競馬の方が「結果的に」良かったと、レースが終わってからなら言えてしまうけど、今回の切符の良い騎乗に物言いはつけられない。