245件のひとこと日記があります。
2013/11/09 22:37
久しぶりに騎ってきました!!
今日は久しぶりに騎ってまいりました。
栃木県の小さな乗馬クラブなのですが、電話で予約さえすれば割と自由に乗せてくれる気ままな所が私に合っています。
今日のパートナーは「ラブちゃん」。年齢は行っている感じの女の子です。
2年前に一度行ったきりの乗馬クラブだったのですが、技量を覚えられていたようで、決して楽な馬ではありませんでした。普通は突然来たお客には安全面等の配慮からそれなりの馬を割り当てて貰えるものなのですが。
この馬は乗馬としてもくたびれてきてしまっているようで、私の指示に対する反応はイマイチそのもの。
とにかく歩くのもイヤ!っという感じの馬だったので、これで久々の部班(複数の人馬で馬場内で行うレッスンの事)では大変だなぁと、騎って2分後にはちょっと「おいおい」な気分になってしまいました。
しかし、他の騎乗者にも迷惑はかけられないし、私にも上級者のプライドがあるので、なんとかキッチリと騎乗したいところ。
まずは左周りの蹄跡行進(馬場内を左周りで進み続ける事)を速歩です。
「おそっ!!お前はこれで良いと思っているのか!?」という位に、速歩が遅い!
本当に動くのがイヤと感じている馬でした。今日だけの付き合いですが、少しでも何とかしてあげないとこの馬のためにも良くありません。
蹄跡行進で気を付けないといけないのは、角をしっかりと周る事です。馬も楽をしたいので騎乗者が注意しないと馬が距離をショートカットしようとして角に到達する前に曲がり始めてしまいます。これでは競技会で点は取れないし、なによりも馬が人を侮ってしまって言う事をきかなくなってしまうのです。
今回の部班は、上級者から初心者までの混合という形で、私の前を速歩している方は初心者で、馬が角をショートカットして進んでいました。ちょうど良いので、私は角をキッチリと周らせて、且つ、ショートカットしている前の馬にそれでも遅れを取らないよう、スピードを維持して乗る事にしました。
久々という事もあって、これが疲れる!どんなにアクセルを踏んでも馬が一向に加速してくれないのです。ここまで運動嫌いな馬というのも久しぶりです。
仕方がないので、ここは肩ムチをパシパシ!あまりムチを使ってはいけないのですが、こうもサボられると説教の意味も含めて使わざるをえません。
この馬が特にヤメてしまうのが、まぁどの馬にも共通している事ですが、出口の前。そして、ラチ沿いに厩舎があるのですがちょうど馬房の馬がご飯を食べている場所を通過する辺り。エサや出口の前って、ヤメようとする馬が多いんです。
とにかくここでヤメさせてはいけないので、ここらはしっかりと推進の合図。
ムチを使う騎乗者だという事を分かって来たようで、大分、頑張って速歩をしてくれるようになりました。
「さて、ここらで(馬に自分から進んで貰うために)ハミをかけてみようかな?」と思って手綱を持った瞬間、馬が一気にトーンダウン。「いやいや、止まる程手綱を引いてないよ?それにアクセルも踏んでるじゃん!」もう、折角推進力がついてきたのに、一気に台無しです。ハミを当てようと思ったのを止まれの指示と解釈するとは、おさぼりにも程があります。
「この馬はこの馬なりにハミが収まるところがあるので、ハミをかけない方が良い。」とイントラのアドバイス。確かにその通りと感じる馬でしたが、しっかりとハミをかけて推進してあげないと、前進する気力を回復させてあげられません。指示には従う事にはしましたが、あそこでハミをかけて推進してあげれば自分から動くようになってくれるとは思ったのですが。
その後、右回りに手前を替えての速歩。
後半は駈歩です。