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2017/07/29 15:20

親愛なる社長へ2(行者水晋)

昨年末に東京で仕込んできた仕事の元銭が無くなり話が流れてしまい鬼塚勝志の兄やんからの金も未払いにされ和歌山で一緒にビジネスを進めたいと言ってた連中も結局は土壇場になって出資せず絶望的な状況になり何度かお袋の後に続こうかと思いましたが和歌山以外の人達に励まされ今も生きています

何とか現状を打破しようと試みましたが元が0だけにいかんしようもなく無駄に時間を過ごしています

今回、お便りしたのは援助をお願いするとかの意味合いは毛頭ありません

只、無性に懐かしくなったのです

明石とは残念な終わり方でしたが彼のような頼りになる相棒は僕が和歌山に住んでいる限り巡り会う事はないでしょう

日本中を探しても彼以上の男は存在しないかも知れません

山村にしても同じです

社長や彼等と一緒に居た時は毎日が修羅場でしたが本当に充実した日々でした

修羅場の連続で心臓が完全に壊れてしまいましたがこれも激闘を生き抜いた証だと誇りに思っています

今の自分が彼等に出来る事はただただ彼等が健康に過ごせるように神仏に手を合わせる事だけです

僕は、明石に話した事がありました

自分は孫市と名乗っているが孫市の最期は非業の死であり雑賀衆は歴史から名前を消してしまったから我々はそうならないようにしようと

しかし、僕も孫市と同じように和歌山で非業の死を遂げるような気がします

真田幸村のように15年近く我慢して最期の一瞬だけでも輝けたら幸せだろうなと思います

一体、自分はどうなってしまうのでしょう?

先日、金が底を尽き12日間食べずに過ごしました

周りの人間はそれを知っていても飯の一粒すら持ってきてはくれませんでした

今まで、自分が儲けてた時は用事も無いのに押し掛けてきていた連中です

自分としては食生活を改善して人間の生活に戻る事が出来れば必ず活路は見いだせると思っているのですが甘いでしょうか?

最早、自分のような持病を抱えてしまうと普通に勤めるのは不可能です

朝に服用する薬を飲むと最低3時間は15分おきにトイレに行かなければなりません

普通の仕事が無理となるとITの自営業が一番、僕には良いと思いますが現状では話が前に進みません

仕事という戦に負けたのであれば納得も出来ますが自分は仕事では一度の失敗もせず病気と後ろから飛んできた弾に当たって倒れたのです

これだけは悔やんでも悔やみきれるものではありません

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