289件のひとこと日記があります。
2016/10/06 17:03
昆虫の話 -5
上:バイオリンムシ
下:クロカタビロオサムシ
漫画の神様・故手塚治虫氏の「治虫」が昆虫のオサムシから取られた名前である事は広く知られている。
ではその「オサムシ」とはどのような昆虫であろうか?
上の画像は、世界の珍しい昆虫を扱った図鑑でよく載っているバイオリンムシ。分類学的な所属はオサムシ科である。昔の図鑑だとウチワムシという表記のものもある。
下の画像はオサムシ科としては珍しく飛翔出来るカタビロオサムシ類である。オサムシ類は後翅が退化して飛べない種が大半で、地表性に特化したマイマイカブリに至っては前翅が癒合している。
英語ではオサムシ類の総称としてground beetleが一般的だ。地表を歩いて様々な昆虫を捕食する。カタビロオサムシ類は食性からcaterpiller hunter(毛虫を狩る者)の異名がある。
例えば、ブナアオシャチホコ(シャチホコガ科)が大発生した際には、クロカタビロオサムシがその幼虫(毛虫)を捕食してブナの森を守っている。意外に知られていない「益虫」なのである。
鳥による害虫の捕食はよく知られているが、縁の下の力持ちはカタビロオサムシであろう。
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紙魚の王さん
とりさん、
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なんと!
バイオリンムシは現地ではサルノコシカケに棲んでいるらしいので、コシカケムシはかなり妥当かも!?
( ̄▽ ̄;)
便座じゃないけどね。
( ̄ー ̄; -
とりゴメマーレラさん
上の虫の名付け親が私なら「チャイロベンザコシカケムシ(茶色便座腰掛け虫)」ですかね(^ω^)
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とりゴメマーレラさんがいいね!と言っています。
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紙魚の王さん
ナエごんさん、
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紙魚の王さん
†言の葉ポスト†さん、
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「種の多様性」が大事であることが顕著に理解できる良い例だろうと思います。
「自然保護」には反応する人でも、「昆虫保護」だと無言になる人が多いんですよね。それは自然保護なのではなく、「人間本位の綺麗な自然だけ」保護ですからねえ。
難しいものです。
( ̄▽ ̄;) -
ナエごんさんがいいね!と言っています。
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紙魚の王さん
たぬきさん、
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「バイオリンムシ」は昆虫写真家・海野和男氏が名付け親らしいです。元々英語にviolin beetleという呼び名があったので、まあ妥当な名前でしょう。
( ̄▽ ̄) -
紙魚の王さん
小鳥遊さん、
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