289件のひとこと日記があります。
2016/01/05 19:00
辞書の話 ー12
国民的辞典とまで言われる『広辞苑』。百科事典的編集内容が特徴で、例えば第四版では採録されている項目は約22万である。
PC仕様又は電子辞書仕様ではない、紙媒体の『広辞苑 第四版』で[ほたる]という項目を引いてみる。
解説文の中に出てくる種類としては[ゲンジボタル][ヘイケボタル][ヒメボタル]の3種類。[源氏蛍][平家蛍]は別項目として採録して解説が載っているが、[ヒメボタル]は載っていない。
同じ事を[あげは]でやってみた。解説文の中で出てくるのは[アゲハチョウ](ナミアゲハ)のみ。
…で、『広辞苑 第四版』に載っているアゲハチョウ科の昆虫は、前述のナミアゲハの他にキアゲハ、クロアゲハ、アオスジアゲハ、ミカドアゲハ、ジャコウアゲハ、カラスアゲハ、ギフチョウの8種類。全て単独の項目として載っている。にも関わらず、[あげは]の項目からはその項目へたどり着かない。(本当はもっと多くのアゲハチョウ科の蝶は存在する)
百科事典的編集を自負しているのなら、大きい項目から小さい項目へとたどり着ける「クロスレビュー」の概念を取り入れるべきである。百科事典は通常「五十音順」に並んでいるが、それとは別に「総索引」が付いている(平凡社だけじゃないよね?)。百科事典ではたどり着く方法があるのだ。
念のため断っておくが、これは『広辞苑』批判ではない。『広辞苑』を多用する辞書マニアとしての要望である。
( ̄ー ̄)
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紙魚の王さん
『広辞苑』の場合は国語辞典としての性格が強いのと、一冊本である事でのページ数の制約が鍵である。
『逆引き広辞苑』などの別売りの補完もあるが、PC仕様の場合にはこれはほぼ無用であろう。PC仕様・電子辞書仕様の場合は「前方一致」「後方一致」「文字列検索」など多彩な検索方法があるからだ。
紙媒体で出版するのであれば、クロスレビュー形式は採り入れるべきである。 -
紙魚の王さん
まさたんさん、
こんばんは♪
いいね!&コメ
Thank youです♪
まさたんさんの言うように、次から次へと調べる項目がつながる事が大切です。
ぶつ切りの項目ばかりで語数が多い事は必ずしも良いわけではありませんよね。
載っているにも関わらず関連情報へとたどり着かないのでは「宝の持ち腐れ」ですから。特に紙媒体の辞書ではそうなります。
(^_^;))) -
紙魚の王さん
ナエごんさん、
こんばんは♪
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紙魚の王さん
小鳥遊さん、
こんばんは♪
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Thank youです♪ -
こんばんは(^o^)v
自分は広辞苑とか辞書は引かないので 詳しくは分からないですが
調べる事柄の詳細とか そこから繋がる事柄に順々に繋がって行けば良いですね
(^ー^)
1つ調べて またその次 そのまた次と進んで行くと楽しいですよね
o(^o^)o
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