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2015/08/15 22:34
ノウゼンカズラ、落花。
盛夏も過ぎて、夏の花の代表の一つノウゼンカズラの濃いオレンジ色の花もかなり落ちてしまっている。
中国が原産地。
「凌霄花」でノウゼンカズラと読む。本来は「りょうしょうか」なのだが、「りょうしょう」が訛って「のしょう」となり最後には「のうぜん」に変化したのだという。
平安時代の『本草和名』(918年)の時には既に「乃宇世宇(のうせう)」であるそうなので、随分古い時代から訛ってしまったようだ。
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江戸時代、貝原益軒が有毒であるかのような俗説を取り上げて書き残しているが、残念ながら、毒は無い。この俗説のせいで近年までは庭木としては扱われなかったそうだ。罪な人だね、貝原さん。
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真夏を連想させるこの花も、そろそろ時期を終えようとしているようだ。
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