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2013/12/09 00:09

ハープスターの今後は?

阪神ジュベナイルフィリーズ、圧倒的な人気を集めたハープスターは追い込みわずかに届かず敗退。追い込み馬の僅差負けは「負けて尚強し」と言われることがしばしばありますが、果たして今回も当てはまるのか。

今回は四角で外から被せられていたため、外に出せずに馬群を縫うように追い込むことになりましたが、結果論で言えばもっと下げて大外一気の競馬をしていれば勝てていたかもしれません。ただ、それでは何の進歩もないわけで。結局のところは、今回は「これが実力だった」と言わざるをえないのではないでしょうか。

個人的には、どうも母父ファルブラヴというのが引っかかります。ファルブラヴは2002年にジャパンカップを勝ち、2003年は欧州を中心に大活躍してカルティエ賞最優秀古馬を受賞しています。ところが日本で種牡馬入りすると、産駒の良績は短距離に偏り、レーススタイルも融通が利かず一本調子の馬が多いようです。その血筋がもろに出ているとすると、今後相手が強化されていくとますますレース運びが難しくなるのではないかという疑念も湧きます。

戦前には某ウェブコラムで、ハープスターが来年の凱旋門賞でトレヴのライバルになるかもとぶち上げていた評論家がいましたが、ちょっと気が早過ぎたか。トレヴの凱旋門賞は、「騎手の早めのゴーサインに素早く反応して一気に先頭を射程に捉え、長い直線で後続をさらに突き放す」という驚天動地のものでしたから、「一本調子の追い込み馬」がこれに太刀打ちできる姿など想像できるはずもなく・・・。

まあ、とりあえずは次走。また間を空けてチューリップ賞などと言わず、エルフィンステークスあたりを使って、「自分で動いて勝つ」ようなレースを見せてもらいたいものですが。

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