日韓交流競走

大井競馬場で行われた日韓交流競走・インタラクションカップは、なんと韓国調教馬のワッツヴィレッジが優勝するという波乱となりました。日本調教馬が遠征した際にはあまり人気のなかったトーセンアーチャーが勝利を挙げたので、互いにアウェー側が勝利で痛み分けといったところでしょうか。

韓国競馬はまだまだ発展途上で、今の段階では韓国調教馬はJRAの競走には出走できないので、地方競馬でこうした取り組みを成功させたという意義は非常に大きいと思います。この試みが今後も続くことを願いたいですね。

一つ残念だったのは、今回来日した韓国調教馬は全てアメリカ産馬だったこと。まだまだ韓国生産馬ではレベル的に厳しいのでしょう。日本からもエアシェイディやメイセイオペラなどの種牡馬が輸出されていますから、いつか日本産種牡馬の産駒の来日を期待したいものです。