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2013/10/28 13:42

天皇賞・秋

大外れでした。ジャスタウェイは1800mまでの馬、2000mになったら著しくパフォーマンスが落ちるタイプと考え、人気馬の中では真っ先に切っていました。同じことを考えた人は多かったと思うんですけどね。競馬予想TVの水上学氏も同じようなことを述べていたっけ。

はっきり言って、今回のレースは恵まれ感が非常に強かったように思います。最初から、例年と比較して出走メンバーが寂しいという印象がありました。ちょっと言い訳がましくなるし、勝ったジャスタウェイの関係者の皆様には失礼だとは思うのだけど。

まず、ジェンティルドンナはあまりにも良いスタートを切ってしまったために、やや速いペースで逃げるトウケイヘイローに付き合ってしまうことに。再三疑問を感じる騎乗を見せる岩田騎手ですから、今回もこのレース運びの批判が聞こえてきますが、今回に関しては仕方ないでしょう。あそこから手綱を引っ張って強引に位置取りを下げるわけにもいかないし。結果的に直線で伸び切れずに敗退。それでも思うようなレースができなかった中で2着を確保したのはさすがなのですが、今後に影響を残す負け方だったようにも思います。

そして、もう一方の雄のエイシンフラッシュは、そもそもワンパターンの勝ち方しかできない馬であることは周知の通りで、ハイペースで上がりがかかる展開になった時点でアウト。それでも3着に押し上げたあたりは、むしろ進境が見られたと評価するべきじゃないでしょうか。

トウケイヘイローはちょっと期待したんですけどね。父ゴールドヘイローはマイナーではあるけれど、その父はサンデーサイレンス、母系も代々大物種牡馬が配合されてきた豪華血統です。脚元の関係でまともな競走生活を送れなかったものの、種牡馬としてのパフォーマンスを期待されて当然の良血馬です。スズカマンボスズカフェニックスオレハマッテルゼなどの産駒が活躍している中ですから、それら以上の活躍馬が出ても不思議ではないと思ったのですが・・・。脚質と経験値的に厳しかったかな。

結局、上位人気3頭がそれぞれ力を発揮できず、「どの馬が勝っても不思議ではない」低調な展開となり、その中で一番嵌ったジャスタウェイが栄冠を掴んだといった印象を持ちました。

ジャスタウェイは2000mは初勝利、勝利自体も3歳2月のアーリントンカップ以来です。3歳時の毎日王冠で2着に突っ込むなど、1800m戦では非凡なところを見せてはいたものの、勝ち味に遅い面は一向に解消されませんでした。夏の関屋記念では、天皇賞にも出走したレッドスパーダに完敗を喫していたわけですし。このレッドスパーダとの力関係は、現在もそう変わりはないと思うんですよね(そのレッドスパーダは、何しに出てきたんだというレースになってしまったが・・・)。

結局のところ、ジェンティルドンナは「メンバーが薄かったが故に負けた」のではないかなと。競馬とは運を味方に付けることも重要なファクターではあります。時には展開紛れで思わぬ結果になることも醍醐味ではあります。ただそれにしても・・・釈然としないものが残るレースでした。

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