東京ダービー

東京ダービーはJRAからの転入初戦だったバルダッサーレの圧勝。しかし初勝利に11戦も要し、平場500万下で2勝目を挙げたばかりの馬が、（ジャパンダートダービーは別として）地方競馬では最も格が高いと思われる東京ダービーを楽勝してしまうとは・・・。中央と地方のレベル差は今更言うまでもないことですが、生産頭数の減少で素質馬の中央集中がますます顕著になっているということの現れでもあるのでしょうか。ちょっとがっくりしてしまう結果です。

まあ、バルダッサーレ自身は血統的には妙味のある馬なんですけどね。サンシャイン牧場の基幹繁殖牝馬であるソーダストリームの牝系で、アローエクスプレスの姪にあたるゴールデンハインドをアメリカまで連れて行ってシアトリカルを配合して生まれたパルツェを祖母に持つという、伊達オーナーの並々ならぬ意欲を感じる血統を持つ馬ではあります。

近親のプーラヴィーダも、中央から大井転入初戦で東京ダービーに挑んで2着に敗れてるんだね・・・。しかも勝ったのは同じオーナーのプレティオラスだったという・・・。