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2013/03/30 20:50

J1/名古屋vs湘南

J1第4節は日本代表戦があった為、2週間振りの開催となった。

名古屋は湘南ベルマーレと対戦した。このカードは去年湘南がJ1昇格を決めた時から楽しみにしていたし、是非スタジアム観戦したいと思っていた。
両ファン、サポーターの方々には特にこの気持ちは分かってもらえるかもしれない。

Jリーグ発足当初から参戦しているオリジナル10の一つ、「名古屋グランパス」。戦歴が振るわず「Jリーグのお荷物」とまで言われた時代もあった18年間。2010年に悲願の「夢」を叶えるまであと一歩まで勝ち点を積み上げた名古屋。この試合に勝って、他会場の結果次第で優勝が決まるという状況で対戦したのが湘南ベルマーレ。会場は湘南のホーム・平塚競技場だった。


試合は両チームにチャンス有りピンチ有りの好ゲーム。試合は1-0。他会場の結果に伴い、名古屋がJリーグ初制覇を告げるホイッスルが鳴って試合は終了する。

優勝を決めた際のセレモニーの準備がされている中、「ナゴヤグランパス」コールが平塚競技場に響き渡る。
それはいつも名古屋サポーターが声援を送っているモノではない。自分は一瞬で気が付いた。
湘南サポーターが送ってくれた祝福コールだった。

当時の湘南は既に降格が決まっていた。そんな中でも相手を称え送ったコール。現監督のストイコビッチ氏も現役時代に何度もベルマーレとは戦っている事もあってと察した「ピクシー !アレ!」コールまで。
それに名古屋サポーターは「ベルマーレ」と「(J1へ)カエッテコイ」コールを。監督や選手達は祝福してくれたベルマーレサポーターの前まで行って一礼
。温かい拍手が両チームを称えていた。
あの時の平塚競技場はテレビを通してもスポーツマンシップで繋がった温かさが伝わって来ていたのを今でも覚えている。
記念すべき時に功績を称えてくれたのが共にJリーグで戦ってきた「サッカー仲間」だった。あの実に言い慣れていない「ナゴヤグランパス」コールは一生忘れる事はないだろうと思う(^^)

あれ以来初対戦となった湘南と名古屋。
アウェー湘南の応援席ゲート入り口付近に名古屋サポーターが制作したであろう「Welcome to NAGOYA Enjoy J1」の横断幕が貼られていた。ストイコビッチ監督も「また同じステージで(ベルマーレと)対戦できることを非常に嬉しく思う」とコメント。
フェアプレーでボールを返せばいつも通り観客からは拍手が起きていたが、あの時と同じように実に清々しく思えた両チームのプレーだった。

今回は名古屋が勝利を収めたが、湘南のホーム・平塚競技場(現BMWスタジアムshounan)で戦う日が、今から楽しみ。

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