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2013/03/23 19:04

ナビスコカップ/鳥栖vs名古屋

20日に開幕したナビスコカップ。1節目を戦ったチームにとっては中2日で開催された第2節。桜が開花し心地良い気候の中で行われたと思われる試合は、鳥栖のホームスタジアム・ベストアメニティスタジアムで鳥栖と名古屋は対戦した。

リーグもカップ戦もまだ序盤。しかし、ここに来て主力にケガ人が出始めている名古屋。華々しいデビュー戦をリーグ戦で飾ったルーキー・本多に続けとばかりに、若手を積極的にこの日も起用した名古屋・ストイコビッチ監督。一方鳥栖のユン・ジョンファン監督は日程や選手のコンディションを考慮し、1節目と半々に主力を起用。両チームにとってベスト布陣では無かったが試合はがっぷり四つの展開。


試合を通してポジッションサッカーの名古屋と堅守速攻の鳥栖。
先制は名古屋。試合序盤からトップ下に入った今年新加入のヤキモフスキーが再三、鳥栖のディフィンスラインの裏を狙っていた策が身を結んでゴール。
鳥栖も直ぐ様反撃。こちらも去年は特別指定選手、今年からは晴れて鳥栖の選手となった清武。スピードに乗ったドリブルから絶妙なスルーパスを池田に通して同点に追い付く。互角の展開で試合は後半へ。


メンバーがメンバーに会場が会場。戦前は苦戦が予想された名古屋。しかし、後半の終盤こそ守勢に回ったが鳥栖らしいサッカーを前半からさほどさせていない印象があった。攻撃の形は持っているはずの鳥栖がなかなかシュート数が伸ばせない。それにはこの試合はアンカーに入ったダニルソンの活躍が名古屋にとっては大きかったのかもしれない。

強靭なフィジカル、長身でありながらスピードも兼ね備える大型MF。この試合ではチームのピンチを歩幅の大きいスピードで追い付いては相手選手をブロックにクリアーと。広範囲に顔を出しては攻守で効いていた。見事なミドルパスから先制点もアシスト。文句なしのMVP級の働きだった。


新加入・矢野のゴールで勝ち越しに成功した名古屋。ロングスローからのパワープレーで攻めてくる鳥栖をなんとかはね除け、予選リーグ初勝利を挙げた。
本多に田中(輝)に田鍋、最後にはプロデビュー戦となったハーフナー・ニッキ。若手選手の自信にも繋がるような今の名古屋には大きな勝利だったように思う。

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