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2013/03/20 00:36
川澄選手、語る。
CS番組「フットボール クラッキ」。今回は川澄選手をフューチャー。
女子サッカー日本代表で今やお馴染み、川澄奈穂美選手。ドイツW杯、ロンドン五輪でも日本の好成績に貢献した一人でもある。
パス、ドリブル、シュートと。そつなくこなす上にスピードも有り得点感覚も。今の女子日本代表に欠かせない、現在最も頼れるアタッカーか。
今年から監督が変わる自身が所属するINAC神戸の事、ヤングなでしこといった若手世代の事、戦術やプレー中の意識等々。自分のサッカーに関する哲学を淡々と語っていく川澄選手。
ワールドカップでの優勝、ロンドン五輪での銀メダル獲得で日本女子サッカーの注目と同時に更なる飛躍にと、日本から世界へ挑戦する選手が多くなった今日の日本女子サッカー界。そんな中、川澄選手は日本に止まる。「(なでしこ)リーグを世界一のリーグにしたい」。海外の選手が逆に日本でプレーしたいと思ってもらえるリーグが理想との事。その大きな夢には日本女子サッカー界の課題克服にも直結する。
小学生年代では多い女子サッカー経験者も中学生年代に入ると一気に激減すると
いう一つの課題。「今は鉄が熱い状態。その熱い今が大事」と語る川澄選手。JFAが実施するユメセン(夢先生)を始めとする
プロジェクト等と共に歯止めを掛けたいとも。
今でも記憶に新しい日本サッカー界で初となるワールドカップでの優勝。この好成績と共に嬉しかった事が「ファプレー賞も一緒に獲得出来た事」。
フェアプレー賞だけではまた意味合いが違うだけに、「これは誇っても良いんじゃないかなと思います」には日本人としても頷きたくなった次第。
日本女子代表としては大きな大会が無い今年。女子サッカー人気継続にはやはり国内リーグのさらなる活性化が不可欠。
「日本でも成長出来るところを見せたい」と高い志でピッチを躍動するであろう川澄選手。彼女も所属するINAC神戸が今年も中心で展開される事が予想される今年のなでしこリーグにも、期待して見てみたい。