J2／鳥取vs水戸

Jリーグは去年から「ファン、サポーターに分かりやすくする為」と、J1リーグは土曜日に。J2リーグは日曜日に原則開催するとしている。今日は日曜でJ2の第3節が開催。チャンネルをはしごしながら試合を見ていた中で特に目に留まった試合が「ガイナーレ鳥取vs水戸ホーリーホック」。

アウェーゲーム連戦を終え、晴れてホームゲーム
開幕となった鳥取。ホームスタジアム、とりぎんバードスタジアムには多くの観客が詰めかけていた。
相手は水戸ホーリーホック。この試合は一つのアクシデントから試合が動く。

前半に水戸のGK本間が相手選手との交錯で負傷交代。「ホーリーホックの顔」と言ってもいいベテラン守護神。この交代はこの試合に限って言っても水戸にとっては痛かったか。

それでも水戸がこちらもベテラン、元日本代表のFW鈴木が先制ゴール。ホームの鳥取としては早めに追い付いておきたいところで、右サイドの崩しからFW久保が同点ゴール。前半はどちらも譲らず同点で後半へ。

ホームでその上待ちに待った開ホーム幕戦。勝利を飾りたいところの鳥取。そんな中で鳥取に追加点が生まれる。左サイドからのフィードから相手のGK＆DFの連携ミスをつき、住田が逆転ゴール。先にあげた水戸のGK本間の負傷交代。プロと言えどGKやDFが一人変わるだけでも「連携」を埋める事は容易ではない事が見てとれる場面だった。

追加点をあげた鳥取が後半終了間際にもFW岡本が追加点。岡本は去年まで水戸に在籍。あの古巣へのゴールは成長を示す水戸への恩返しになったのではないかと思う。


ホーム開幕戦を快勝で飾ったガイナーレ鳥取。試合後はゴール裏のサポーターを中心に共に勝利の宴。決してまだ大きいとは言えないとりぎんバードスタジアムだが、1年目2年目の3千人あまりから3年目の今年は6千人。ガイナーレカラーでスタジアムが埋まる日もそう遠くないのかもしれないと思わせるスタジアムの雰囲気があった。

岡本がヒーローインタビュー時に思わず口にした「サッカーってイイっすね」の言葉には、サッカーファンとして胸が熱くなった次第。