天皇杯／決勝をテレビ観戦

新年1月1日。日本サッカー界ではお馴染み天皇杯の『元日・決勝』。
今年はｶﾞﾝﾊﾞ大阪と柏ﾚｲｿﾙが約4万5千人で埋まった日本サッカーの聖地・国立競技場で戦った。


前半は全般的にｶﾞﾝﾊﾞが主導権を握っていた。しかし、先制したのは柏。
2011年度チームのリーグ初制覇にも貢献した主力選手ｼﾞｮﾙｼﾞ・ﾜｸﾞﾈﾙの左足から放たれた高精度のクロス(CK)が先制点をｱｼｽﾄ。この試合を振り返ってみても柏はこの決定機が最初で最後と言ってもいいくらいだっただけに､いかに一人の高い技術が勝負を決めるかを感じさせるシーンだった。


勝負が決まった後は表彰式。準優勝チームが先に壇上に上がり表彰され、階段で次に表彰される優勝チームとすれ違う。互いの健闘を称え握手を交わし合う選手が多かった中､準優勝ｶﾞﾝﾊﾞの今野は味方選手を背にその場をスルー。去年はFC東京で優勝を手にした立場だった選手なだけに､悔しさのあまりそれどころではない心境でとった行動だったのかもしれない。


優勝した柏レイソルの選手達はサポーターと息を合わせて一斉に優勝カップを掲げて歓喜。いつもは敵ながら同じサッカーファンが喜ぶ姿は何度見ても嬉しくなる光景。


新年早々おめでたい勝利を手にした柏レイソルには心から拍手を送りたい気持ちと同時に、毎度の事ながら来年は是非これをｸﾞﾗﾝﾊﾟｽでみたいものと思った天皇杯決勝戦でありました(´∇｀)