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2021/10/05 15:09

2021凱旋門賞(結果2)

フォルスストレートを終えるまで、レースはずっと淡々とした緩いペースのまま進みました。


ラップ
13.63-12.42-13.19-13.34-13.82-13.40-12.92-13.04-13.05-12.28-12.04-12.44


テン4F:52.58 テン3F:39.24
上り4F:49.81 上り3F:36.76

 ※日本式にテン1ハロン目を2秒マイナスしています。


最後の直線勝負になって、内に拘りを持って乗られた2着のタルナワは、オープンストレッチでも内に潜り込む進路取り。
途中からハナを切ったアダイヤーもオープンストレッチでも最内へ向く走りでした。
3着ハリケーンレーンは、終始最内には拘らず、かと言って、外へ出すような素振りも無く、枠順に沿った感じの乗り方でした。

それとは違い、1着になったトルカータータッソは外枠だったこともあり、終始、外を走る中団からの差しで物凄い脚を最後は使いました。
そのトルカーターの真後ろで絶好の差し位置に居たのがスノーフォールでしたが、明らかに直線では失速気味の不発。
6着スノーは、調子も悪かったのでしょうけれども、前が潰れないペースでは脆いのかもですし、馬が、そろそろ欧州の道悪馬場に対応できなくなり始めたのかも知れません。

前もペースが緩かったので伸びない内を走っても、そこそこ走れる展開のレースになったと思います。
だから、実力馬の2着タルナワ、3着ハリケーンレーン、4着アダイヤーは、外を走らなかったのに掲示板に来れたと考えます。

逆の言い方をすると、外伸び馬場で外差しをしたからこそ、トルカータータッソは1着で、シリウェイは5着に好走することが出来たとなります。

因みに、クロノジェネシスは欧州の瞬発力勝負では厳しかったので7着になったと思います。
同馬は典型的なマクリ馬で、パリロンシャンのコース形態はそれが不可能なコースなので、緩いペースになるとどうしても不利なので仕方なかったと考えます。

1着が外差し、2着は最内の人気馬という決着パターンは、2019年の凱旋門賞によく似ていました。
広いコースの長い直線の競馬場では(例えば府中コースとか)ありがちな、最後に外から何か1頭が差して来る決まり手でした。
今思うと、ディープやオルフェの時も、似てなくもないですよね。


私の予想は、厳しいペースになって外差し決着を狙ったのに、そうならなかった時点でハズレでもありますし、スノーのバテ方から狙う馬も間違っていたかも知れなかったです。

あと仏主催者側は、独国馬に勝たせたくなかったら、あの枠に配置しては駄目ですね。
トルカータータッソを甘く見過ぎたのかも知れません。
と言っても、今回は仏国馬にマトモな馬が居なくて、勝たせようにも手詰まり状態だったのかもですが。
去年も、極端な低レベルメンバーだからこそ巧く行った面がありましたし。

---おわり---

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