競輪
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2020/10/08 13:29
２０２０年 凱旋門賞 ５ＥＮＤ 結果その２
エネイブルは６着でしたが、レース前には色々とエネイブル自身の問題点を考察しましたが、
今回のレースに限っては、単に馬群の捌きが上手く行かなかったのが主な敗因でした。
スムーズに走れれば２〜３着くらいになったと思いますが、６着と４つ着順を落としたのは
馬群を捌ききれなかった分でした。
エネイブル視点から、レース展開を表現するとこうなります。
�〆埜紊猟樟�、オープンストレッチに入るところで、エネイブル（Lデットーリ）は、
ややストラディバリウス（Oペリエ）を外へ押して前の進路を確保しようとして、
Oペリエはそれに抗うように内へと押し戻す。（同じ英国馬同士なのに）
※Oペリエは超ベテランでフランスを代表するレジェンド騎手。
Lデットーリに対して反撃しても許されるのでしょうね。
あと同じ英国馬同士とは言え、馬主も違うし、どちらも人気馬なので互いがライバルだったとも言えます。
�∧�国馬シャシュナックがやや外へ向いて、同じく仏国馬のソットサスの出口を作り
馬群から楽に抜け出す。
��シャシュナックの外への動きと大外から内へ向いたゴールドトリップとの動きが
偶然一致してしまいエネイブルとOペリエがサンドイッチされる。
（この激しいぶつかりのダメージが大きかったです）
その間にソットサスは前に出て、エネイブルにとっては前にソットサスの壁が出来て万事休す。
� 銑�は、レースラップ的にも一番速い勝負処で起こった事なので、エネイブルの着順に直接影響が出ましたね。
以上の様に、エネイブルにとってはかなりロスや消耗が多いレースでした。
レース前にエネイブルが不利を受けるかどうかを考えたので、その判断のおさらいと答え合わせをします。
＞６〜９ゲートの仏国馬達はかなりの格下ですし、エネイブル自身がそこそこの先行力もあるので、
＞１１頭立てというのも考慮して包まれる不利の危険性は、
＞そこまで気にする必要は無いのかも知れないと考えています。
この予測と結果には重大なズレがありましたね。
たしかに仏国馬はエネイルブルを包もうとはしませんでしたので、仏国馬には包まれませんでしたが、
エネイブルと同じ英国馬で有力馬のストラディバリウスが終始エネイブルを蓋する形でした。
英国馬にＯペリエが乗るという（恐らく新コロナ禍でのゴタゴタ？）特殊な事になっていて
陣営からの指示もエネイブルをマークして勝てというモノだった可能性までありますね。
あくまでレースを見た後で気付いて思ったことですが。
次は、レースの好走馬について
２着インスウ―プは、道中はずっとソットサスの直後のインでジッとしていて、
オープンストレッチで楽に前が開き全くロスの無い競馬での好走。
１着ソットサス、２着インスウープ、どちらもインからのチョイ差し馬でした。
今年の凱旋門賞は、アレだけ重い馬場発表でしたがインが有利な馬場だったという事でしょうし、
スローペースで前目の馬が有利な展開でもあったという結果でした。
フランス側が用意したイン有利の枠順配置と馬場が見事に決まったとみて良さそうです。
＞当初は、外枠過ぎて厳しいかとも思いましたが、愛国馬が取り消した分のゲートが
＞内へ詰められるルールだとしたら（本当に仏の競馬がそういうルールなのかは知りませんが）
＞ディアドラは実質９ゲート、ストラディバリウスも１１ゲート。
＞そこまで悲観するような枠順ではないと言えそうですね。
レース前に外枠の有利不利も、このように判断していましたが、
結果は超スローで距離ロスが致命傷になるイン有利の展開。予想に反して外枠の馬は大いに不利でしたね。
１２ゲート ディアドラ ８着
１３ゲート シュシャナック １１着
１４ゲート ストラディバリウス ７着
---おわり---
- エネイブル
- ストラディバリウス
- イバル
- ゴールドトリップ
- ロナ
- インスウープ
- ディアドラ
