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2019/12/13 22:30

ランフランコ・デットーリ 2019年来日編 8 END(香港国際競走 後編)

5 R

香港スプリント(G1)

2019年12月8日 0回シャティン0日目   




馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 単勝
馬体重 調教師
1 1 ビートザクロック セ6 57 モレイラ 1:08.12 4.2 2 計不 サイズ
2 4 ホットキングプローン セ5 57 ティータ クビ 9.1 4 計不 サイズ
3 14 Aethero セ3 53 パートン アタマ 1.8 1 計不 ムーア
4 3 ミスタースタニング セ7 57 ボウマン 1/2 18.5 5 計不 ロー
5 11 Full Of Beauty セ5 57 ホー 1/2 49.9 7 計不 サイズ
6 9 ウィッシュフルシンカー セ6 57 スミヨン クビ 191.9 11 計不 ギブソン
7 2 ディービーピン セ7 57 ムーア 1/2 75.4 9 計不 サイズ
8 7 ダノンスマッシュ 牡4 57 デットー 1/2 4.7 3 計不 安田隆行
9 10 シーズンズブルーム セ7 57 ファンニ 3/4 45.4 6 計不 シャム
10 5 ラタン セ6 57 スコフィ 1/2 71.2 8 計不 ギブソン
11 8 アイヴィクトリー セ6 57 サナ 1.1/4 410.9 12 計不 サイズ
12 12 Regency Legend セ4 57 デソウサ 1.1/2 130.7 10 計不 シャム
6 リトルジャイアント セ7 57 マクドナ --- 計不 ホール
13 In Her Time 牝7 55.5 アヴドゥ --- 計不 リース

香港スプリントでの騎乗の方は、あまり説明する必要は無いでしょう。

スタートで立ち遅れ気味で後方からになってしまい、そこから中団やや後ろへ押して付けて、
コーナーは外目を周り、最後の直線では外へ。


  レースの公式ラップは、 23.71 - 21.86 - 22.55

   勝ちタイム  1:08.12


緩いテンの流れでスタートで後方からになり、外を回したのでは届く筈のない展開でしたね。
仮に日本式ラップでテンを0.5秒遅く修正したとしても、緩いミドルペースですからね。
勝ちタイムも超高速馬場にしては遅いですし。

そういう訳でダノンスマッシュは8着でした。

あまり1つのレースに拘っても仕方がないので、香港スプリントの振り返りはこれで十分だと思います。



その後の、香港マイル、香港CにはLデットーリの騎乗は無し。

香港マイルも日本馬が勝ち、香港Cも日本馬が勝ちでしたから、
今年のシャテンコースが日本馬に有利な馬場設定だったのは疑う余地が無いでしょう。
それだけに香港スプリントは勿体なかったというのはありますね。

因みに、日本馬にフィットした馬場に今年の香港国際競走が成った理由ですが、
普通に考えてオカシイと思いませんか?

何故、例年のようなタフな芝コース設定にして、日本馬を香港勢が迎え撃たないのか?


私の推理では、そこには香港デモによる情勢不安が関係しているのだろうとなります。
外国からの遠征馬、その馬主と関係者は、わざわざ今の香港へ行くのはリスクです。
(実際に今年の出走メンバーは頭数もレベルも薄い印象がありましたし)

テロの巻き添えで死んでも文句は言えない部分もあるでしょう。

そうなると主催者側としては鉄の意志で、この国際競馬を開催し、無事に成し遂げるという
宣言や方策を世界のホースマンに(我々一般の競馬ファンからは見えない)裏で必死に働きかけていた筈です。


 香港国際競走 日本以外の外国馬推移

   2019年 2018年 2017年 2016年
英国  4頭   8頭   7頭   2頭 
愛国  4頭   3頭   6頭   2頭
仏国  2頭   2頭   6頭   5頭
豪国  1頭   1頭   0頭   3頭
星国  0頭   1頭   0頭   1頭
米国  0頭   0頭   1頭   1頭

合計  11頭  15頭   20頭  14頭


それでも寂しい外国メンバーになってしまいそうだという事で、
せめて1頭くらいは世界最強馬クラスを走らせて地元ファンにも、世界の格付け委員会にも、
揶揄されないようなレースを実施したかったのではないか?と私は考えます。

そこで白羽の矢が立ったのが、アーモンドアイ 間違いなく世界でも強いと評判の馬です。

もしかしたら、香港主催者は、アーモンドアイの招待状やロビーストに、
レコード馬場で差しが決まるコンディションを用意しておきますから、是非とも出走してください。
という文言で口説いた結果が、今年のシャティンの馬場だったのではないかなと私は思ったのでした。

結局、アーモンドアイはドタキャンになってしまいましたが。

私の推理の脆弱性としては、ドタキャンが決まってからでも、馬場に水を撒いてしまえば
日本馬が不利な馬場にすぐにできてしまう訳で、それをやらなかったという点で理屈としては弱い
かも知れないですね。




今年の香港での日本短期免許系外人の成績をまとめておきます。



L.デットーリ
香港ヴァーズ  9着
香港スプリント 8着

R.ムーア
香港ヴァーズ  12着
香港スプリント 7着
香港マイル   8着
香港C      2着

C.スミヨン
香港ヴァーズ  2着
香港スプリント 6着
香港マイル   1着

O.マーフィー
香港ヴァーズ  4着
香港マイル   5着

C.ルメール
香港マイル   4着


J.モレイラ
香港ヴァーズ  1着
香港スプリント 1着
香港マイル   2着


W.ビュイック
阪神JF     4着

M.デムーロ
カペラS     8着



最後に

結局、香港国際競走でも、Lデットーリのマジックは出ませんでした。
それは、コース取りと、チーム戦という、タネと仕掛けが無かったからに他なりませんが、
また短期免許で来て欲しいですね。
今回、6勝もしてるのですから、可能性は十分あると思います。


---おわり---

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