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2019/09/12 20:12

ランフランコ・デットーリ 1

   ひと月以上前ですが、こんなニュースがありました。



デットーリ騎手が今秋日本で騎乗、短期免許で2カ月
https://world.jra-van.jp/news/N0005445/




  そして、最近のニュースでは期日まで発表されたようですね。



短期免許を取得のデットーリ、「エリザベス女王杯」ウイークから騎乗へ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190912-00000507-sanspo-horse




Lデットーリが本当に短期免許で来日するのか私自身は微妙だと思っていますが
私としても、久しぶりに昔のLデットーリと近頃とでは騎乗スタイルが同じなのか?を
見てみたいと思って海外G1を観察してみました。


そして、結論から言いますと、ゴドルフィンと契約していた当時と同じでした。


今回、私が観たEUの重賞を、下記にまとめたのでご覧になってみてください。
URLリンク先で馬番と騎手名を確認して
サイト内の下の方にあるレース映像をチェックされると良いとおもいます。

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■2019年 グレートヴォルティジュールステークス(G2)
https://keibadb.morelents.com/race/20190821-york-3/

8月21日ヨーク競馬場
英インターナショナルSのひとつ前のG2レース。
デットリーリが勝利。
最後の直線では中目へワザと張り出す競馬で、後ろの馬の進路を塞いでいた。



■2019年 英インターナショナルステークス(G1)
https://keibadb.morelents.com/race/20190821-york-4/

8月21日ヨーク競馬場 (※日本からシュヴァルグランが参戦していたレース)
英インターナショナルSのデットーリは、大外枠なのに躓き気味のスタートで、やや後方からの競馬。
その時点で実質的には敗北決定。
でも、やはり直線では意図的に馬場の中目を走る。
(個人的にはマーフィーの直線での進路取りがデットーリにとって都合が良すぎて疑問)
デットーリの馬だけ終いの脚が凄いのにも注目。



■2019年 ナッソーステークス(G1)
https://keibadb.morelents.com/race/20190801-goodwood-4/

時系列では逆になるが、8月1日のグッドウッド競馬場で行われたナッソーSで、
先頭を走るデットーリは、最後の直線では中へ張り出す動きを見せる。
しかし、内から伸びるディアドラに気付き慌てて内へ戻る。



■2019年 ゴードンステークス(G3)
https://keibadb.morelents.com/race/20190801-goodwood-3/

8月1日のグッドウッド競馬場。ナッソーSのひとつ前のレース。
やはり最後の直線で内から3頭目(微妙だが中目としましょう)の馬が勝利。
(因みに、このレースにはデットーリは騎乗していない)



■2019年 リッチモンドステークス(G2)
https://keibadb.morelents.com/race/20190801-goodwood-2/

8月1日のグッドウッド競馬場。ナッソーSの二つ前のレース。
このレースコースは直線1200mで全馬が外へ向かう新潟と同じ競馬だった。
通常、EUの直線競馬は内と外などに馬群が分割されるが外へ集まったという事は
騎手達は内が悪い外が良いと判断したという事。
(因みに、このレースにもデットーリは騎乗していない)



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ここまでの5つのレースを観て来て結論を書くと

   デットーリは中伸びバイアスでは先行馬では徐々に内から外へ斜向する事で
   後ろから来る馬を妨害しつつ、馬場の良い部分を通るというのをやっている。

   差し馬では最後の直線で伸びる中目の馬場を走って来る。

   ---つづく---

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