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2019/03/10 00:37

ネット競馬の競馬AI 5

今回がAIの動画の最終回だったようですね。
結構、ネット競馬の競馬AIの事は解ったので私にとっては有意義な動画でした。


【競馬】セリや一口馬主にもAIが使える? “AI予想の将来性”を語る
https://youtu.be/h7soa8GoHo8?t=13



私が気になったのは、
ファクターの予想をするAIを別個に複数用意して、それらのAI予想を統括するAIに入れるという部分。

まずAI予想自体が製作者には解らないロジックで予想を出すのですから、
その訳が解らない予想を別のAIで総合評価させると更にロジック不明のモノが出来上がるでしょう。

以前にも、予想ファクターを増やす弊害の事は書きましたが、
それ以外にも時代と共に競馬の予想ファクターの意味は変化するという性質があるので
個別のAI予想と、それを統括するAIをやるとしたら、予想のパフォーマンスにとっては
マイナスかも知れないですね。


視聴者からの質問の流れで、

「コレが足りないという物をAIが要求したり作り出すのは今のところ厳しい」

「どうしても人間側がデータを与えて調理させるしかない」

こういう話になってますね。


しかし、本当のAIは逆で、そういう欲求や要求が可能なコンピューターをAIという訳で
人間が用意したデータを食べて、それを調理するのは単に最適化を目指して計算処理しているだけです。


最適化と言うと解り辛いかも知れないので言い換えると、
与えられたデータを綺麗に整理整頓しているだけという事ですね。


本当のAIだったら、知能があるので、自分で競馬の知識を調べて来て
より競馬とは一体なんなのかを追求するでしょう。

その結果、

今日はどうしてハズレたんだろう? とか、今日はコレが勝因だったんじゃないか? とか

この馬の走りは良いなぁ とか、あの調教師の仕上げは上手い とか

そういう何処にでもいそうな、競馬ファンが完成するんでしょうね。


もしかしたら、100年後の世界では人間の競馬ファンと、ロボAIの競馬ファンが
熱く競馬予想で論議しているかも知れません。

そして、ロボAIは言うんです。

「人間はいつもデータだとかオッズだとか言ってるから駄目なんだよ
もっと競馬にはロマンを求めて予想をしないとね」


こういう菊池寛を越えて寺山修司バリのロマン派になった時、競馬AIは完成したと言えるでしょう。



    でも、こんな競馬AIってわざわざ作る必要あるんでしょうかね?



  おわり

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