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2019/01/20 18:58
坂井星騎手 (睦月賞)
着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | タイム | 着差 | 人 気 |
単勝 オッズ |
厩舎 | 馬体重 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | 5 | コスモピクシス | 牝6 | 51.0 | 坂井 | 2:29.7 | 4 | 7.8 | (美浦)中野 | 422(+2) | |
2 | 1 | 1 | フォイヤーヴェルク | 牡6 | 56.0 | 和田 | 2:29.9 | 1.1/4 | 2 | 4.9 | (栗東)池江 | 458(-2) |
3 | 3 | 3 | ノチェブランカ | 牝4 | 51.0 | 松若 | 2:30.2 | 1.3/4 | 3 | 5.1 | (美浦)国枝 | 460(+8) |
4 | 2 | 2 | ピッツバーグ | セ6 | 53.0 | 松山 | 2:30.4 | 1.1/4 | 7 | 29.0 | (栗東)矢作 | 508(+18) |
5 | 6 | 6 | ○地ウインガーネット | 牝6 | 52.0 | 富田 | 2:30.5 | 1/2 | 6 | 18.0 | (栗東)寺島 | 518(0) |
6 | 7 | 7 | レプランシュ | 牡6 | 54.0 | 浜中 | 2:30.8 | 2 | 5 | 11.6 | (栗東)高野 | 480(+8) |
7 | 8 | 8 | アドマイヤアゼリ | 牡5 | 55.0 | Mデムーロ | 2:31.0 | 1.1/4 | 1 | 1.8 | (栗東)須貝 | 454(-4) |
8 | 4 | 4 | エイシンメッセ | 牝4 | 50.0 | 酒井 | 2:31.2 | 1.1/4 | 8 | 80.9 | (栗東)沖 | 432(+6) |
払い戻し
-
単勝 05 780円 4人気 複勝 05
01
03240円
180円
190円4人気
2人気
3人気馬連 01 - 05 2,080円 7人気 ワイド 01 - 05
03 - 05
01 - 03520円
580円
430円6人気
8人気
5人気馬単 05 → 01 4,580円 15人気 三連複 01 - 03 - 05 2,760円 10人気 三連単 05 → 01 → 03 19,660円 64人気
珍しく、これは巧いなと思った騎乗があったので書いておきます。
1月20日京都9R睦月賞
どうってことのない1000万下ハンデ戦の少頭数でしたが、
芝の長距離なのでVTRを観てみました。
そこで、抜群の騎乗をしていたのが坂井星騎手。
勝負処の3角までは、常に考えられる限り距離ロスの無いように走っている。
特に向こう正面で動いた時でさえも距離ロスが無いように進出。
3角過ぎで進出を開始した時のフォームと手綱操作、綺麗な業ですね。
結果は外から差し切り勝ちでしたが、もし負けていてもベストな騎乗だったと言えると思います。
ここまで巧いと思わず唸ってしまいますね。
ついでに、AJCCもかなりの好勝負騎手バトルだったので書いておきます。
最近、私が注目している騎手のひとりにO・マーフィー騎手がいます。
天才と呼ばれているらしい、この騎手は、レース振りを観れば解る通り
剛腕で馬をサボらせないタイプですね。
こういう追えるタイプの騎手が戦略的な頭脳まで併せ持つと安藤勝や岩田康騎手のような騎手になります。
マーフィーもそのタイプですね。
今日のAJCCでは、マーフィーはメートルダールに騎乗しました。
スローで追い込みポジションでは不利と考えて向こう正面で前を行く1番人気のフィエールマンに並ぶポジションへ進みます。
そこからずっとフィエールマンの外を進みコーナーでは外を回す代わりに
4角曲がり終えで馬体が内へ向くようにハンドリングします。
こういう方法は今まで見たことがありませんでした。
これなら仮にフィエールマンが遠心力を使って外へ弾き飛ばしに動いても
防げたかも知れません。戦略性の高いコーナーリングでした。
そんな訳でコーナーを曲がり終えた地点でピッタリとフィエールマンを外から封じ込めるポジション取りを完成させました。
そこから直線では素晴らしい攻防の開始です!
勿論、フィエールマン鞍上のルメールはマーフィーの馬を外へ押し出して抜け出そうとするし、
マーフィーは1番人気のルメールの馬をなんとか封じ込めたままにして勝ちに行こうとします。
押し合いの勝敗はG1馬のルメールに軍配が上がりましたが、見応え抜群の叩き合いでした。
※画像参照
やはり、競馬はこうでなくてはなりませんね。
結果論ですが、ルメールとしては3角〜4角中間から遠心力を使ってマーフィーを外へ弾き早目に前に取り付く仕掛けをすべきだったでしょうね。
しかし、ルメールの読みとしてはマーフィーの馬が直線早々にバテて脱落する可能性と
前を走るのは日本人騎手なので勝手に前が開く可能性を頭に入れていたのでしょうね。
マーフィーの馬がバテる確率が50%、前が何もせずとも開く可能性が50%。
つまり、4回に3回は何もせずとも不利を受けないという計算で何もしないという方に賭けたのでしょう。
あるいはフィエールマンならG1馬の能力で封じ込めを喰らっても勝てると踏んだのかもしれませんし。
そういうルメールの読みは、マーフィーが外から並び掛けた時に、ルメールがサッと後ろを確認して内へ入った瞬間に判断されたものでした。
なかなかの読みですが少し甘いところがあって、そこが全部、悪い方に出てしまったというレースでしたね。
深い内容のレースでした。