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628件のひとこと日記があります。

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2017/09/21 00:29

サートリストラム と ザビール 8 (ハナズレジェンド) END

ブレイブスマッシュは、今後、能力の限界に近いレベルのG2やG1に出走する事になると、
きっと日本でみせたようなやや不安定な成績へ移行すると予測されますね。


まとめると

  ・豪G1で3着に走れる

  ・G2以上では連続好走は無理


ブレイブスマッシュは、今後、こんな感じの成績だろうと予見します。




一方、同じく豪州移籍しているアドマイヤデウスは、父がターントゥ系ではありません。
母父がターントゥ系なので駄目とは思いませんが、大きい期待はしては駄目だと思います。

同馬の実績は、京都大賞典2着、日経新春杯1着、日経賞1着。
素晴らしいですが、日本での後期のレース着順は不安定でしたし、
アドマイヤデウスブレイブスマッシュの立場は、日本と豪州では逆転するかもしれないです。




加筆

月曜日にザビール産駒のムーンロケットを母父に持つハナズレジェンド
1000万クラスの白井特別で1着していました。

タイムリーなので、この馬についても書きます。

ハナズレジェンドの母父はターントゥ系で、父もターントゥ系のハーツクライ
同系統同士の配合というのは、比較的レアなパターンです。

ここで配合の効果を語っても意味ないので、この配合のイメージだけを言うと
父サンデー系なのに母父サンデーみたいな馬になってます。

こういう馬は、日本の競馬の適性が高いのは明白です。

実際、この馬もデビューから10戦連続で3着を外した事が無い、
超抜群の安定した戦績でした。

(余談ですが、私はこういう安定感を見ると、いつもバブルガムフェローを想起してしまいます)

これは再三書いていますが、競走能力と適性は別のモノです。
だから能力がどんなに高くても成績が安定しないのが競馬では普通です。

そこに安定感を与えるのが適性で、調子が多少悪くとも、着順が崩れないというのは
抜群の適性の成せる現象となる訳です。


ハナズレジェンドの場合は、既に能力上限は来ていて、1600万クラスで2着した後は成績は頭打ち。
以前にも書きましたが、母のムーンライトゼファーも能力は低い馬でしたから
ハーツクライという偉大な種牡馬の能力を借りて能力が高まった結果が
1600万クラスで連対できる事になったのかも知れないですね。

あとデビューが3歳2月というのも好感が持てます。体重は軽い馬ですが。



最後に

日本からシャトルで行ってる3種牡馬の産駒や、
2流馬が豪州へ移籍して走るパターンが、今後はどんどん増えるとしたら
日本出身の馬によって豪州が席巻されてしまう可能性もありそうです。

それは楽しそうですし、香港で走っている馬の殆どが豪州産らしいので
香港でも日本からのシャトル種牡馬の産駒が沢山見られたら、
海外競馬を研究している私にとっては
やり甲斐とか、興味の幅が広がるので、期待したいです。


おわり

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  • 星星星さん

    カサマツクンさん、コメントありがとうございます。

    豪州移籍が本当に増えつつありますね。
    単純な能力だけなら日本馬の方が2枚格上ですから
    移籍ルートが一度開拓されてしまえば、こうなってしまうのでしょうね。

    これまでは地方競馬への転出か障害入りが頭打ちの高齢馬の行き場でしたが
    名誉と少々の賞金が期待できる新しい競馬会が、もう1つ増えたような感覚の馬主もいそうですね。

    個人的にはJRAと競馬法から解放される選択肢があることは
    凄く健全になりつつあると感じます。
    でも、私にはこの潮流が豪州で第2の捕鯨禁止活動のような顛末を迎えるだろうとも読めています。

    2017/09/23 23:58 ブロック

  • カサマツクンさん

    するアンビシャス(牡5歳、栗東・音無秀孝厩舎)が23日付でJRAの競走馬登録を抹消、オーストラリアへ移籍することが発表された。 当初は天皇賞・秋(10月29日・東京)にぶっつけで参戦する予定になっていた。>最初 驚いたんだけど オーストラリアへの移籍って多いんですね〜。合うのかな。

    2017/09/23 17:21 ブロック