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2017/09/07 20:46
サートリストラム と ザビール 4 (ターントゥ系)
サートリストラム系は、先祖を遡って行くと ターントゥ(Turn-to) という大種牡馬に辿り着きます。
ターントゥというのは、サンデーサイレンスの先祖であり、
リアルシャダイ、ブライアンズタイム、グラスワンダー、の先祖でもある馬です。
つまり、血統的には日本の今現在の大種牡馬と豪州の大種牡馬サートリストラム系は、
同じ系統に属するのです。
では同じ系統に属すると、同じ先祖を持つと、何が解るのかと言えば、それは適性です。
どういう適性を持った馬が良い結果を残しているのかが解るのです。
試しに、豪州G1に挑戦した日本馬を父系ターントゥ系かどうかを見てみましょう。
※父系がターントゥ系の馬のみ「ターントゥ系」と記述
レース名 日付 馬名 着順 系統名
メルボルンカップ 2005-11-01 アイポッパー 12着
メルボルンカップ 2006-11-07 デルタブルース 1着 ターントゥ系
メルボルンカップ 2006-11-07 ポップロック 2着
メルボルンカップ 2010-11-02 トウカイトリック 12着
メルボルンカップ 2014-11-04 アドマイヤラクティ 22着 ターントゥ系
メルボルンカップ 2015-11-03 フェイムゲーム 13着 ターントゥ系
メルボルンカップ 2015-11-03 ホッコーブレーヴ 17着 ターントゥ系
メルボルンカップ 2016-11-01 カレンミロティック 23着 ターントゥ系
コーフィールドカップ 2005-10-15 アイポッパー 2着
コーフィールドカップ 2006-10-21 デルタブルース 3着 ターントゥ系
コーフィールドカップ 2006-10-21 ポップロック 7着
コーフィールドカップ 2010-10-16 トウカイトリック 12着
コーフィールドカップ 2014-10-18 アドマイヤラクティ 1着 ターントゥ系
コックスプレート 2005-10-22 トーセンダンディ 11着
ジョージライダーステークス 2015-03-21 リアルインパクト 1着 ターントゥ系
ジョージライダーステークス 2015-03-21 ワールドエース 11着 ターントゥ系
クールモアクラシック 2014-03-22 ハナズゴール 14着 ターントゥ系
ドンカスターハンデキャップ 2014-04-12 ハナズゴール 6着 ターントゥ系
ドンカスターハンデキャップ 2015-04-06 リアルインパクト 2着 ターントゥ系
ドンカスターハンデキャップ 2015-04-06 ワールドエース 8着 ターントゥ系
オールエイジドステークス 2014-04-26 ハナズゴール 1着 ターントゥ系
ランヴェットステークス 2015-03-21 トーセンスターダム 2着 ターントゥ系
ザBMW 2015-03-28 トゥザワールド 2着
クイーンエリザベスステークス 2015-04-11 トゥザワールド 12着
クイーンエリザベスステークス 2015-04-11 トーセンスターダム 5着 ターントゥ系
勝ち馬は全て父系がターントゥ系でした。
逆に、父系がターントゥ系でない馬の豪州G1挑戦は、
アイポッパー、ポップロック、トウカイトリック、トーセンダンディ、トゥザワールド、の5頭。
この頭数は現在の日本の父系血統比率からしても普通です。
それでも父系がターントゥ系以外の馬でも、2着が3回もあります。
実は、これにも裏があって、それらの馬達は母父がターントゥ系の馬なのです。
要は、日本の芝競馬はターントゥ系によって寡占された状態なので
殆どの馬がターントゥを父系か母父系には持っている確率が高いですので、
これも普通ですね。
過去の豪州へ遠征した日本馬では、父系も母父系もターントゥ系でないのはトーセンダンディのみでした。
つづく
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星星星さん
つづき2
もし仮にチンギスがサトノより強かったとしても、サトノにはラビットがいますから
それも含めての総合力や展開のアヤは、私にはちょっと読めないですね。 -
星星星さん
つづき
ここまでは、例年通りの私の考えなのですが、
今年のフォア賞はちょっと様相が違うのかも知れないと思うところがありました。
クロスオブスターズの様な有望株で上り調子のG1を1つ勝った地元の馬は
毎年2頭くらい出走しても普通でしょうけれど、ドイツ馬のチンギスシークレットは
もしかしたらサトノダイヤモンドよりも強いかもと気になります。
チンギスシークレットも有望株で上り調子のG1を1つ勝ったですね。
でも、ドイツとフランスはそんなに遠くないでしょうから、地元ドイツで走ってから
凱旋門賞に直接向かえばいいのに、わざわざ鬼門のフォア賞を使うなんて不思議ですね。
ドイツで近年に凱旋門賞を勝った馬はデインドリームだけみたいです。
ローテはドイツで走って直接凱旋門賞に挑戦していますね。
本当に勝ちたいなら私だってこうしますし。
もし仮にチンギスがサトノより強かったとしても、サトノにはラビ -
星星星さん
カサマツクンさん、コメントありがとうございます。
フォア賞は、サトノダイヤモンド楽勝とは行かないかもしれないですよ。
調教師も馬のデキは6分〜7分で出走させると言ってますし、
フォア賞に関しては、楽に勝てるならそれでいいけれどあくまで目標は次なので
それに向けた試走と割り切っているみたいです。
6頭立ての少頭数なのは、去年が出走馬4頭、その前が8頭、その前が6頭、
ですので毎度の事ですね。
多分、G1のステップレースのG2なんてフランスでは
この位の頭数が普通なんでしょう。
あと、フォア賞→凱旋門賞 のローテで勝った馬は私は知らないので、
まともなフランスの調教師なら凱旋門賞に進む積もりの馬なら、
絶対に選ばないステップでしょう。 -
カサマツクンさん
勝利しそうですね。でも6頭立てって いつもこのレースって 少数なのは なぜだろう?他馬が回避してるのかな。
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カサマツクンさん
ネットケイバニュースで 「「フォワ賞・仏G2」(10日、シャンティイ)
本番の凱旋門賞・仏G1(10月1日・シャンティイ)と同じ舞台で行われる前哨戦の枠順と騎手が8日に確定した。
日本から参戦するサトノダイヤモンドは最内1番ゲート(馬番は5)、僚馬のサトノノブレスは3番ゲート(馬番は6)からの発進に。ガネー賞・仏G1を制し、重賞3連勝中の地元馬クロスオブスターズは5番ゲート(馬番は1)となった。英大手ブックメーカー・ウィリアムヒル社のオッズによると、ダイヤモンドは1・91倍の断トツ人気を集めている。」とありました。
様子を見守った池江師は「サトノダイヤモンドは一昨日の追い切りでおなか周りがすっきりした感じで、今日の動きも良かった」と笑顔で語った。
レースで手綱を取るルメールも調教を見学し「見た感じにも凄く良くなっている」と、こちらも笑顔。
一番人気で 今回フォア賞は 余裕で