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2017/12/26 16:31

イスラボニータ物語 第3章〜第4章

イスラボニータ物語 第3章・デビュー、そして重賞初挑戦へ

そうして迎える、イスラボニータの新馬戦^^

スタートで大きく出遅れるものの、その大きなストライドで伸びて1着^^ 前脚をピンと伸ばし、これまで見た事もない走りに、その時は「ストライドが大きい」と褒める事しか思いつかなかった^^; ←実は、今でこそ話せるのですが^^;、その余りにゴムのようにクニャクニャと脚先が反対側に反るくらいの柔軟さから、新馬戦で走るイスラボニータを初めてみた時、「故障」という文字がすぐに頭に浮かび、素直に勝利を喜べなかったんですよね^^; (後に、この柔軟さこそが、実は怪我をしにくい身体を作っているのだと気付くことになるのですが^^;)

おそらくこの不安は、2歳時の全てのレース、そして初めて重い馬場を走ることになる中山競馬場での皐月賞、そして3歳秋の下り坂のある京都競馬場で行われるマイルCSまで続きました^^; ほんと走るたびに「とにかく無事に1周を!><」をこれほど意識させられる馬はいませんでした^^;

そして2戦目の重賞初挑戦、新潟2歳S^^

圧倒的な評判馬で、POG本でもクラシック候補と大きく取り上げられていた馬、ハープスター^^ 当然この日も牝馬ながら1番人気で、一方のイスラボニータは4番人気^^ 初戦は快勝こそしたものの大きく出遅れていたし、着差も圧倒的というほどでもなかったので、この人気はある意味納得していた^^

そして結果は2着^^ ハープスターの豪脚にものの見事に差しきられ、ハープスターの強さが際立つレースとなり、世間は驚きの表情でハープスターを見つめるイスラボニータの表情と共に、ハープスターという新しいスターの誕生に酔いしれるレースでもあった^^

しかしその一方で、ハープスターにこそ大外一気で差されはしたものの、レースは2〜5着までが同タイムという大接戦で^^ それに競り勝ったイスラボニータの走りを見て最初に直感したことは、「並んだらこの馬は絶対に負けない」^^ 2着にこそ敗れはしたが、その驚異のストライドはこういう接戦時にこそ有利なのだと、この先のレースで、接戦では絶対に負けないだろうことを確信した瞬間でもあった^^

そしてその読みの通り、後の東京スポーツ杯2歳Sでは、岡田総帥絶賛の自己所有馬・プレイアンドリアルと壮絶な叩き合いを演じ、みごとに競り勝って勝利している^^


イスラボニータ物語 第4章・個性派としてのイスラボニータ

イスラボニータ最大の個性はその走り方にあるが、パドックでの様子もまた個性的だ^^

機嫌が良いときは、首をふりふりしながらカメラを構えるお客さんに向かって視線を送る^^ カメラ目線が好きな馬なのだ^^ 加えてその時に写された写真を見ると変顔が多かったりするので、サービス精神のある愛嬌のある馬としても有名になってしまった^^; 通常パドックでの競争馬は、レースに向かうため気持ちが高ぶってくる場所でもあり、そういう場所でリラックスできるというのは気性としては理想的であり、歓迎されるものなのだが^^

ただイスラボニータの場合は、レースに行ってまでもたまに観客席を見ながら走ったりするので、後でレース写真を見直してその姿を見るたびに、勝っても負けても「しょうがないな〜(笑)」という気持ちにさせられる、いい意味でも悪い意味でも肩の力が抜けた馬でもあった^^;

レースに行ってもこんなだから、普段の練習ではもっと物見をしていて、G1馬でもあるにも関わらず、右を向いたり左を向いたりして走る姿は、笑わずにはいられない微笑ましい走りで、調教でこんな走りをする馬は今まで見たこともなく^^;、これもまた他の強いG1馬では決してみられないイスラボニータの個性とも思える特徴だった^^

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