スマートフォン版へ

マイページ

151件のひとこと日記があります。

<< 一気に5勝の勝ち上がりラッシュ!\(^o^)... ひとこと日記一覧 先週・今週のPOG馬&応援馬の結果(10/21〜... >>

2017/10/29 20:45

世界の競馬場を駆け抜けたラニがついに引退

かつてPOG指名し、新馬から応援していたラニがついに引退><

そのずば抜けた個性は、今まで見てきたどんな馬をも圧倒するもので、それは日本だけでなく世界中から愛された存在^^ 特に日本での新馬デビュー前からアメリカクラシック3冠の一つであるベルモントS・3着の偉業達成に至るまでのストーリーは、応援している側にとっても何にも替えがたい体験でした^^

特にラニについて印象に残っているエピソードは↓^^

●母のヘヴンリーロマンスは日本でも活躍した名牝、その牝馬がアメリカに渡り、アメリカ産として産まれたのがラニで、幼少の頃はアメリカの牧場で暮らしていました^^ そしてその後日本に渡ります^^
●余りに気性が荒いため、競走馬としてデビューできないかもしれないと、真剣に松永幹夫調教師が馬主であるマエコー氏に伝える^^;
●押しても何しても動かず武豊騎手を困らせた新馬戦^^;
●スタートから大きく置いていかれ、もう駄目だと落胆していたら、まさかの超ロングスパートで、あんなに差があった距離を縮め、驚異の追込で2着にまで持ってきた2戦目の未勝利戦^^
●なんとか全日本2歳優駿に出すために、3戦目未勝利勝ち後すぐに連闘^^ 1週間しか経っていないのにプラス体重で出てきて^^;、それでも勝利してみせたカトレア賞^^
●ここを勝てばドバイに行けるとあって力が入ったヒヤシンスS^^ ところが5着に負けてしまい><、半ば諦めかけていたところに、ギリギリでドバイからの招待が届き、歓喜^^
●めでたくドバイに着いたと思ったら、厩舎で咆えまくるわ、競馬場の柵を壊すわで、現地の人にクレイジーホースと名付けられ^^;、それでも毎日毎日馬場に入りひたすら練習、そしてついに夢のケンタッキーダービーへの切符を手に入れたUAEダービーの勝利^^
●ドバイからアメリカに行く飛行機に乗り込む前に名馬カリフォルニアクロームに喧嘩を売ってひるませる^^;
チャーチルダウンズ競馬場に到着後も、ハードなスケジュールにも関わらず毎日休むことなく馬場に入るので、現地の競馬関係者からこれが日本スタイルなのか?と驚かれる^^;(いえ、ラニだからです^^; 普通はできません^^;)
●気性が危ないことが既にアメリカ競馬関係者に伝わっていたため、ケンタッキーダービー入場の際の決まりごと、「My Old Kentucky Home」の大合唱の中での入場行進を免除される^^;
●そして本番のケンタッキーダービー、各馬激闘の中、最後猛烈に追込んできて、20頭中9着となり、喜んだマエコーさんがアメリカクラシック3冠全参戦を現場で決意する^^
●アメリカ遠征時日本の熊本で地震災害が起こり、現地の人を励ますためプリークネスSの調教で、くまモンをあしらったゼッケンをつけて練習;;(ケンタッキーダービー時は主催者側が指定したゼッケンをつけなくてはいけなかった><)
●そしてアメリカクラシック3冠最後のレース・ベルモントステークスで、最後の直線すぐ前を行くケンタッキーダービー馬ナイキストを見事に抜き、「Here Comes LANI!!」と現地の実況アナが叫ぶ中、3着に入る^^

残念ながら、この後日本に戻ってから良い成績は残せませんでしたが、ラニが挑戦した世界競馬への開拓の道は、確かに下の世代へと受け継がれ、「JAPAN ROAD TO THE KENTUCKY DERBY」の創設、それに伴ってのエピカリスのUAEダービー&ベルモントSへの挑戦と結びつきました^^ そしてこれからもその道を使い、日本からのドバイ&アメリカ競馬への挑戦が続いていくことでしょう^^

ラニが残した功績は確実に日本に残ったと言えます^^

ラニの今後は北海道で種牡馬生活に入るそうで、その産駒からまた個性豊な馬が出現し、ラニが築いたケンタッキーへの道を辿って、ケンタッキーダービー優勝馬が出てくれたら、どんなに嬉しいか^^

期待せずにはいられません^^

お気に入り一括登録
  • ラニ
  • ヘヴンリーロマンス
  • エコー
  • クレイジーホース
  • カリフォルニアクローム
  • チャーチルダウンズ
  • スタイル
  • ナイキ
  • エピカリス
この日記はコメントできません。