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2018/09/16 21:22
2018 凱旋門賞シーズン
エルコンドルパサーがその扉に手をかけてから20年近く経つが、いまだその偉業に届かない凱旋門賞。今年はディープスカイ産駒のクリンチャーが挑戦する。
ディープスカイはアグネスタキオンを父に持つダービー馬。アグネスタキオンといえば、私が競馬を始めた比較的初期に出てきた馬で、初めて『怪物』だと思った馬だ。もう他の馬とは力が違いすぎる。一頭だけ1F余計に走らせないと勝負にならない、ぐらいのインパクトを与えた馬だった。そんなアグネスタキオンは致命的な故障によりわずか4戦のキャリアで引退。種牡馬としては優秀だったのだが、若くして逝去。その走り、馬生、どちらもタキオン(高速粒子)として語られる名馬である。
自身を越えるような後継を生み出すことなく旅立ってしまったアグネスタキオンに何とかその名を残そうと奮闘しているのがディープスカイであるが、現時点でその展望は苦しいと言わざるを得ない状況である。
いろんな想いを馳せながら今日のクリンチャーを見守りたい。もちろん、今までの成績からは高い下馬評を得ることは無いだろうが、ナカヤマフェスタのようなこともある。父、そして伝説の爺の後押しをもらって、クリンチャーがんばれ!