思い出の東京新聞杯

もう二十数年前の東京新聞杯だったと思う。

トニービンの小柄な牡馬でケントニーオーという馬がいた。

クラシックも期待したが若葉ステークスでビワハヤヒデの2着した後に故障し休養。秋に復帰してから3連勝で東京新聞杯に出走したのだった。

確か、単勝3倍くらいの1番人気。

で、自分は、なんとケントニーオーの単勝に1カ月分の給料全額をぶち込んだ。

結果は2着。

勝ったのは前年の秋天ハナ差2着で59kgのセキテイリュウオー。

この時、競馬における“格の違い”というものを思い知らされたのだった。

さて、20年以上経った今年の東京新聞杯。
ケントニーオーと同じく3連勝でここに臨むダッシングブレイズに注目している。

当時のセキテイリュウオー役は、格上という意味で、今年の場合、さしずめダノンプラチナといったところか。

ダノンプラチナの騎手はケントニーオーの主戦だった蛯名(苦笑)。

もう今の自分に給料全額を突っ込む元気はないが、果たして今年の東京新聞杯も当時と同じ結果になるのか、それとも・・・。

焼酎でもちびちびやりながら、日曜を楽しみに待つとするか。