アンヴェルス新馬戦回顧

本日アンヴェルスがデビューを果たしました。

そこで、そのレースを見て率直に思った事を書いていこうと思います。


まず、レースが始まって最初に思ったのは『やっぱり大跳びだな』でした。
そしてすぐに思ったのが『この跳びだと切れないから早めに自分から競馬を作れないと大敗するな』と。

最初のコーナーでスッと二番手につけたところで『お！これなら早めに仕掛ければ結構面白いかも！』と思うのもつかの間。

浜中Jがスローの流れを嫌って自分からレースを動かしに行き、前でスローペースでのほほんと走っていたアンヴェルスは瞬く間に遅れました。

調教の時もコーナーで僚馬のゴッドスティードに一馬身遅れたりしてましたので、根本的にペースを上げるのが苦手なんだと言うのは予想してましたが、あそこまでついていけないのは痛手でした。

あのときのペースアップの時に僚馬のゴッドスティードはしっかり対応しており前にとりついて行きました。

あの位置にアンヴェルスが遅れずにいれば、今日は掲示板に載ることは出来たと思います。

直線に入ってからはやはり切れる脚はないので、ずっとじわじわと伸びるだけで位置が変わらないで流れ込む形でのゴールとなり見せ場はありませんでした。

レースだけみると、やはり結果は７着ですし満足いく結果ではありません。

しかし、

追い切り本数が足りてない
馬体は細め

と準備が足りてなかった事に加えて、最後の直線のクビの使い方と最後まで前足を力強く伸ばした走り、そして頭も上がらずに最後までしっかり伸びてた

これらの事を踏まえると、目処も立つ競馬だったとおもいます。

今回のレースからやはりスローのヨーイドンは完全に不向きと言うのはわかりましたので、今後は競馬では自分からレースを作れるようになって欲しいと思いました。

また、現状の走りだと身体を増やして筋肉量も増やしてくれないと未勝利脱出してからが辛いと思いました。

しかし、逆に言えば成長の余地を多大に残してるので、今後はまだまだ成長して化けてくれると言うのも感じています。


と、いうところがレースを何度も見直した感想です。

とにもかくにもアンヴェルス君、デビュー戦お疲れ様でした。

丸山騎手の『ふわふわしている』と清水先生の『もう一追い欲しい』という発言から次回で早速変わり身を見られる可能性も十分にあり得ますので、次回も期待したいと思います(^-^)