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2023/12/01 10:04

外厩偏重の弊害?

とある出資馬のコメントで「育成現場の教育力が落ちているのでは?」と書いたが、突き詰めていくと表題の話にもなってくるような気がする。
最近の馬はデビュー戦がよくて次戦圧倒的人気になるもあっさり凡走、その理由は気性難が…みたいなものが目立つ。

そこで素人なりに気になったのが外厩での調整。
外厩調整中のクラブレポートでも気性の難しさを語られることが多いが、外厩でベースとなる15-15で抑えが効いてますとか無意味なんじゃないかと思った次第。
結局レースペースはそれ以上に早いわけで、その早いペースに乗るためにレースでは促す必要があるはず…
なので、本当に気性矯正するなら早い追い切りを行うトレセンで取り組まないとだめなんでは?というのが見解。
※無論長期在厩だとストレスでイレコミがキツくなる馬もいるので、個々の特性見極めは必要。

昨今クラブ馬中心、厩舎運営も馬房フル回転が当たり前で一回使っては放牧みたいなパターンが非常に多く、実際トレセンよりも外厩にいる期間が圧倒的に長くなってるのが現状だが、外厩でほぼ仕上がります、厩舎では体調維持目的で馬なり調整だけですみたいな空気感が強い。

他のスポーツで考えると、普通は日々のコンディショニングや基礎トレは個人で行い、チーム内で監督やコーチのもと実戦的な準備をして試合に臨むという形だと思う。
だが、こと競走馬に関しては、出身校などで連携の練習やフォーム矯正、果てはコンディショニングまで全て行い、チームには試合直前に合流してウォーミングアップとかメディカルチェックだけやって試合に臨むみたいな歪な形になっている印象。

今は10日間ルールと外厩で怪我しても見舞金が出ないとかいろいろな理由で外厩で追い切りレベルの本格的な調教はやっていないが、ルールが変わってその辺が無くなったらトレセンや厩舎の存在意義は失われるし、厩舎人の技術も下がっていく一方なのではないだろうか…

キャロットの地方馬コールブランドクールソリッドの現状が私の危惧のモデルケースで、中央もいずれは似たような感じになるのでは…と感じる今日この頃。

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