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2012/09/06 21:51

有力馬の戦線離脱を考える。

秋競馬に向けて、トライアル・そしてG1へと向かう有力馬の何頭かが、今年も脚元のケガなどで休養・引退となった。

改めて考えたい。やはりサラブレッドは、「無事に走る」ことが成績につながる。スタートラインに立つためには、高いハードルを越えなければいけない。それに勝った数少ない馬がデビューし、陽に目に浴びる。

走る馬は当然しっかりと調教をされ、負荷をかけられている。もちろんそれを見抜き、故障させないことは厩舎スタッフ・調教師の役割なのかもしれないが、残念ながら馬の言葉をわかるものは、人間である以上まずいない。馬に違和感を感じている時にはすでに故障している場合も多い。

なかには1頭で億単位の馬もいる。それだけの馬を走らせている以上、細心の注意は払うことは当然だが、まず無事にデビューし、陽の光を浴びる存在にまで上ることができたことを考えたい。そこまでには、生産牧場・育成牧場、厩舎スタッフ、騎手、獣医さん、装蹄師・・・数えきれない人が絡んでいる。その人たちは、特に良血馬を扱うスタッフは相当に優秀である。その人たちの努力もあり、デビューでき、騒がれる馬になったことをまず心から考えたい。

もちろんもっと活躍できるはずの馬たちの、戦線離脱・引退は残念だが、競馬の流れは止まらない。批判も受け、でも進んでいく。厩舎によってはかなりの批判もあるようだが、こういった一件で、その厩舎が終わるほど厩舎スタッフは、弱くない。なぜなら、戦線離脱・引退していった馬たちに一番近い存在だったのだから。。

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