今年は馬場がいい札幌。

今年でスタンド改修工事のため、しばらくお休みになる札幌競馬場の馬場状態が非常にいい。先週のキーンランドカップはいいタイム・そしていい上がりタイム。札幌２歳Ｓも例年よりも早まって行われる。それがどの馬に味方するのか。

中距離とはいえ、さすがに枠順は考えないといけない印象。週末の馬場がどうか分からないが、芝の状態がいい以上ロスなく立ち回れる馬が有利なのは当然。それを外からねじ伏せるのは、能力の違いがないとできない。

有力と言われる３頭にその力があるのか、それが重要になる。夏場だけに調教をどれだけ評価するか微妙も、当日の馬体重とパドック気配は間違いなく注意したい。角居・藤沢厩舎の２頭は大きく造ってくることが予想される（プラス１０キロ以上？）もう一頭は、馬体重が減らないか。

能力は、３頭かもしれないが、もし馬場のいたずらがあれば、前残りも発生する・・・かもしれない。それくらい札幌は馬場がいい。２歳のこの時期、賞金加算をしたいのは間違いないが、無理をさせないのも良血馬の考え。そこに馬券としての穴があるのかもしれないが、それはじっくり検討してみたい。