俺の心霊体験 番外編

今日は俺が親戚から聞いた話を書きたい。

親戚の隣の家族の話。

隣の家の高校生の男の子が居たそうだ。

彼はイジメのせいで不登校になり、卒業するには単位が足りなく補習を受ける事になった。

補習の時でもイジメは続いてたのかも知れない。

ある日、ずぶ濡れで学校から帰ってきて、その事が原因で肺炎をこじらせ亡くなってしまった。

男の子の家族が手続きを済ませ一旦家に帰ってきた。

放心状態で居間に居る時、留守電が入ってるのに気がついたそうだ。

留守電を再生した。

なんと、着信時間が男の子の亡くなった時間で、亡くなった男の子からのメッセージだった。
内容はハッキリ聞き取れなかったそうだが、どうもお経を詠んでる風に聞こえたらしい。

この留守電は親戚も聞いた。

親御さんは泣き崩れてしまい、親戚が準備を手伝ったそうだ。


俺も男の子とその家族に面識はある。

男の子が亡くなって15年くらい経った。

留守電の話しを聞いてみたかったが、そこまで俺は無神経になれなかったので、親戚に留守電のその後を聞いてみた。

その留守電の内容ははいつの間にか消えていたそうだ。




この話、聞く度に盛られていて、話がドンドン怖くなっていったので最初に聞いた話を書いた。