負けて強しの好内容のレースを見せてくれました！！

2月3日(土)〜4日(日)の典さん＆社台系生産の騎乗は5鞍の騎乗でしたが、残念ながら先週も社台系生産馬で典さんは勝ち星をあげる事が出来ませんでした。

5鞍の騎乗馬の中でも、特に注目しておりましたのは4日(日)東京・東京新聞杯(G3)に出走されましたダイワキャグニーとのレースを見させて頂きましたが、8枠15番と不利な外枠からの発走となりましたので、去年のNHKマイルカップ(G1)を外枠からのロケットスタートを決めてG1勝ちを収めてくれた同じ菊沢先生の管理馬で典さんのお手馬でもありますアエロリット位の好スタートを切らない限りは、終始外外を回される競馬を強いられると思いましたが、その嫌な予感が見事的中しまして、スタートも余り良い出脚が付かずに道中は好位6番手で終始外外を回されるレース運びとなってしまいましたが、4コーナーから直線で典さんが追い出してからも、キャグニーは外から一貫歩ずつ脚を伸ばして頑張ってくれましたが、内から抜け出した豊さん騎乗の勝ち馬リスグラシューと二走前に勝った柴山君騎乗の2着馬のサトノアレスも内から抜け出して末脚を伸ばして、惜しくも0.2秒差の3着と初の重賞タイトル獲得はまたもやお預けとなりました。

今回は内外の枠順の差に泣かされた感じでは有りましたし、出来れば最低でも2着を確保して賞金加算をして欲しかった所でしたが、負けて強しの好内容の走りをキャグニーはしてくれたと思いますし、典さんも不利な外枠ながらも最高の騎乗をしてくれたと思います！！

レース後の菊沢先生のコメントからも、強豪馬相手でマイル戦を戦うのはまだ力が足りないとの事でしたので、マイル路線は同厩の典さんのお手馬のアエロリットに任せる感じで、キャグニーは無理には当初の目標だった安田記念(G1)に拘らないローテに組み直す様な発言をしておりましたので、今後の為に賞金加算をしておきたい所だとは思いますので、次走は新潟大賞典若しくはエプソムカップのG3重賞でキッチリと賞金を加算して、秋競馬に向けて更なるキャグニーの飛躍を期待をしたいですね！！