スマートフォン版へ

マイページ

80件のひとこと日記があります。

<< ムーランドロンシャン賞... ひとこと日記一覧 英G1フィリーズマイル... >>

2012/09/19 05:07

オルフェーヴルの走り

フォワ賞での走りを、主にミアンドルと比べて見てたのですが、
テンからナカまではミアンドルに比べて脚の回転が速いですね。

テンはミアンドルが10完歩進む時、オルフェーヴルは12完歩ぐらい進んでます。
ナカはミアンドルが10完歩進む時、オルフェーヴルは11完歩ぐらいでした。(いずれも目算ですが)

ですが、シマイになるとほぼ同じぐらいの脚の回転になってます。
直線まではピッチ走法だけど直線からはストライド走法にかわると、
確か調教師だったかな?が言ってたのもうなずけます。
脚の回転が速いということは道悪も有利ですし、重く起伏のある馬場でも有利に働くでしょう。
(確か、エルコンドルパサーは欧州に行ってからストライドが小さくなりピッチ走法にかわった、
という話しをどこかで見聞きした覚えがあります。)

スパートはおそらくどの馬でも回転が速くなり、完歩も大きくなるのでしょうが、
スタミナが残ってないと実現できないので、それができるのは能力の高さの一つの証左となるかと思います。

ただ、テンからナカにかけて脚の回転が他馬より多いと言うことは、
基本的に長距離向きとは思いません。
回転が多いと余計に疲れるというのは競馬では定説ですよね。
人間のレースの長距離や短距離だとまたちょっとかわってきますけど。

それでも、菊花賞や阪神大章典であれだけのパフォーマンスを見せるのは、
絶対能力の違いを感じさせます。
蛇足ですが、春の天皇賞は距離不安ではなく別の理由だと思ってます。

これらを踏まえて、欧州の深く重い芝や起伏が激しい馬場でも柔軟にこなし、
日本以上にスローのヨーイドンでも対応しやすいかなと思ってます。
なので是非本番もやってくれると期待してます。

まあ、競馬は走法だけじゃなく気性など色んな要素が絡んでくるのですがね。

お気に入り一括登録
  • ミアンドル
  • オルフェーヴル
  • シマイ
  • トライ
  • エルコンドルパサー

いいね! ファイト!