オリエンタルダンス、玉砕。

チューリップ賞に出走したオリエンタルダンスは、四角最後方の横綱相撲で、ゴールしたのも確認できないほどの惨敗。清々しいほどの負けっぷりでした。これほど全く悔しくない負け方はなかなかないでしょう。

それにしても素晴らしい挑戦でした。せっかく早い時期に1つ勝ったんだから、無抽選でトライアルに挑戦できる以上、挑戦するのは当然のこと。自己条件なんていつでも走れるし、この時期にダート1200mをもう1つ勝ったからってその先出るレースなんてないわけだから。

負けたのは芝の適性がないからではなくて、根本的に能力が足りないだけです。自己条件の適条件でも勝負にならないことは前走で証明していますので、あとは地方交流か少頭数の牝馬限定超弱メンで2勝目があげられるかどうかのレベルではないでしょうか。

2走目の中京で2着に来た時にその奥の無さに驚いたものですが、これはこの先かなり苦労するでしょう。時間をかけて脚質転換を図るとか、試す時間は腐るほどあるので、いろいろ試してみて欲しいところです。もっともこの程度の馬にダービートレーナーがそこまでの情熱を持つかどうか…。

まぁ目標もないわけですし、半年くらい成長を促す意味で放牧でもいいのはないでしょうか。

それにしても今日のレースはハンデ200mもらっても勝てなかっただろうなぁ…。