オリエンタルダンス、前進。

中京1Rのダ1200に出走したオリエンタルダンスはダートで変わり身を見せて2着。何の見所もなかったひどいデビュー戦から一転、勝ち上がりに目処が立ちました。

とはいえ、それだけの話かなと。2着といっても惜しくも何ともない離された2着で、完敗といっていい内容。良かったことと言えば、最後で3着馬を差し返す勝負根性を見せたことぐらい。近いうちに間違いなく勝ち上がるとは思いますが、それ以上の期待が持てるかというとちょっと疑問です。

個人的な印象としては、数字以上に馬体が小さく見える。その割にはパドックでも外周ギリギリを大きく忙しなく回っている。馬体もけっこう中身が詰まっている感じ。全部まとめると「これ以上の上積みは見込みにくく、大物感が全くない」となります。

結局ダート適性があったから2着に来れたという感じですが、そもそも初戦はほとんどまともな調教をせずに出走したものなので、まともに調教を積めば芝でもこれくらいは走るのだと思います。そもそもこの時期の2歳馬は芝を走れという番組編成になっている。次の小倉開催などはダートの未勝利戦が一鞍もありません。であれば当面ダートの番組が充実するまでは、芝を試すべきと思います。仮にダートで勝っても500万のダートの番組は9月下旬までないんですし。

結局今日のレースを終えた段階で、
「ダートでは将来性があまりないのがわかったので、芝での大化けに期待」
というデビュー戦後と全く逆の感想になりました。

そもそもダートで勝負していくには、馬格がなさすぎますって…。