ディアフレンド、完敗。

本日中京6Rの芝2000mに出走したディアフレンドは6着と完敗。権利が取れなかったこととレース内容を鑑みるに、事実上の終戦と言っていいかと思います。

イレこんでいたとか距離がどうとか、浜中騎手がレース後にコメントしてくれていますが、もうそういうことを克服したり試したりする時間はないわけです。芝にこだわる以上は北海道に行かない限り、最低でも5,6節は必要。となると次は小倉で、早くても8月の中旬。勝てなければ次はスーパー未勝利なので、実質あとチャンスは2回しかない。しかも小倉だと1200と1800しかないので、結局距離の問題はクリアできない。となればマイルや1400もある新潟という選択肢もあるが、そうなると今度は輸送の問題が出てくる。

結局はデビューが遅れたことに全て尽きると思います。ただ、それでもセンスや素質があれば、同時期に未勝利戦でデビューしたヴォルケンクラッツやヘヴンズチョイスのように、初戦でいきなり勝ち上がることはできる。それだけのモノも持っていなかったわけだし、それを補うだけの能力が調教師にあるわけでもないので、結局血統の割には安すぎた一口\24,000という値付がいかに適正であったかということですね。

まだ諦めたくはないですが、ここまでの調整過程を見ても、千田調教師にこの馬を勝ち上がらせる力があるかはかなり疑問です。