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2014/01/25 22:34

岩田を乗せ続けた顛末、ローブティサージュ惨敗。

京都牝馬Sに出走したローブティサージュは、大外枠から逃げて7着。惨敗というほど負けてはいないが、いろいろなことを考えると惨敗というのにふさわしいと思う。

レース後の岩田騎手のコメント
「ゲートの出があまりにも速かったですね。外枠でしたし、無理に控えるよりは、馬の気持ちを優先させました。道中も気合い入って掛かり気味に走っていましたし、この距離でも折り合いが難しかったので、それを考えれば良く最後まで辛抱してくれたと思います。今日の内容から短距離を中心に使っていく方が良さそうですね」

ちなみに新馬戦勝利後の秋山騎手のコメント
「強かったですね。距離も問題なかったですし、力でねじ伏せてくれました。行かせようと思えば、行けるだけのスピードがありますが、そういう競馬を続けると、ビュンビュン行っちゃう馬になってしまいますからね。来年以降の事を考えると、後ろから行かせる競馬をさせた方が良いでしょう。それでも差し切れるだけの脚は持っていますから。これ以上テンションが高くならなければ楽しみですね。かなり上まで行けそうな馬だと思います」

確かに岩田は馬をレースに勝たせる"フィニッシャー"としてはJRAでも指折りの優秀な騎手だと思う。しかし、馬に競馬を教えたり、乗り難しい癖馬を操る能力はほとんどないものと思っている。完成された競走馬、癖のない丈夫な馬であれば、岩田は最強のパートナーとなり得るが、残念ながらローブティサージュはそういう馬ではなかった。

岩田の最近のお手馬で言えば、昨年の年度代表馬・ロードカナロアがその典型で、福永が競馬を教え込んで作ってきた馬を岩田が勝たせただけだ。もちろん単純に勝たせるだけなら福永より岩田がベターなのは明らかだが、例えばエピファネイアに最初から岩田が乗っていたら、菊花賞どころか今でも500万あたりをウロウロしていただろう。

そんなだから岩田には今のところここまで自身の代表馬と言い切れる馬が未だにいない。馬に競馬を教えられないから、デビューからクラシックロードをともに歩むパートナーはめったに現れない。他の騎手がある程度仕上げた馬を引き継いで、ごっつぁんゴールを決めるのがせいぜいだ。唯一ともにクラシックロードを歩んでダービーを勝ったディープブリランテは、その後の競走生活を失った。それだけ岩田のやり方は馬には負担がかかるということなのだと思う。

何を言ってももう遅い。何の結果も出さない岩田をここまで乗せ続けた陣営の失策ということになると思う。ただ短距離馬にされてしまった以上、岩田は責任を持って"フィニッシャー"としての仕事を果たしてもらいたい。

以上!

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