来年こそは。

いよいよ今年も終わり。去年の今頃はローブティサージュがクラシックを獲ってくれるかもしれないという期待で一杯でしたが、終わってみればかなり残念な結果に。10月以降は出資馬の大半が長期休養中で、出走すらほとんどない寂しい状態でした。

しかし、ここに来て3カ月近く放牧に出ていた馬達が次々に帰厩して、珍しく多くの出資馬がトレセンに在厩している状態に。そこで各馬の来年にかける期待などを備忘録として書いてみます。（馬齢は来年）

１．プレノタート（牝5、25戦3勝、1000万下）
次走予定：1/5中山・芝1600
脚質的にも気性的にも不安定だが、はまれば1000万を勝つ力はあると思うので、なんとか来年も1勝を期待したい。

２．シルクエルドール（牡5、11戦1勝、500万下）
次走予定：1回中京（1/18ダ1900 or 1/20ダ1800 or 1/26ダ1800）
正直500万でも完全に頭打ちで、近走のレース内容からも勝利まで期待するのはかなり酷だと思う。

３．フリティラリア（牝4、15戦1勝、500万下）
次走予定：未定
小倉を目標としていたが、故障で白紙に。ここまで頑張ってくれたので、状態が酷いようなら繁殖入りでもいいかなとは思ったり。

４．ローブティサージュ（牝4、8戦2勝、オープン）
次走予定：1/25京都・京都牝馬S（岩田）
昨年の2歳女王も遠い昔。ゼロからの再スタートだが、鞍上がこの馬で何の結果も出していない岩田…。来年も期待薄か？

５．ディープストーリー（牝4、4戦1勝、500万下）
次走予定：1/26中京・芝2000（牝）
昨年の7月以来、特に故障もなく成長を促すという名目の半年放置プレイを経て、いよいよ復帰。馬体重がかなり増えているが、中身が伴っているかは疑わしい。もともとCWでの調教では抜群に動く馬で、相当のポテンシャルを秘めているのは間違いないが、いかんせんチャンスを与えられない藤原厩舎。飛躍か放置か、次の一戦で決まる。

６．ローブデソワ（牝3、2戦2勝、オープン）
次走予定：2/22東京・ヒヤシンスS
デビュー2連勝後の脚部不安を経て5カ月ぶりに復帰する。3歳春にダートのオープンの番組はほとんどないので、必然的にクラシック挑戦しかないと思う。ただ明らかに芝は合わない。牝馬限定のダートなら重賞を狙えると思うので、目標は大きくJBCレディースC。

７．グランドサッシュ（牡3、2戦1勝、500万下）
次走予定：1/5中山・ジュニアC（横山典）
いよいよ芝初出走で、無理ということはないと思う。格上挑戦でありながら、これほどの鞍上が確保できていることから、もしかしたらの期待はある。ここで結果を出して、クラシックに挑戦して欲しい。

８．ナイフリッジ（牡3、2戦0勝、未勝利）
次走予定：1/5中山・芝2000（横山和）
デビューから2戦とも着外で、レース内容も話にならないのだが、何か期待を持たせる。2戦とも終いはアホみたいな脚を使っており、もしあの脚をもうちょっと前の位置取りから使えれば、かなり面白い存在になると思う。また除外の可能性が高いので、状態のいいうちにダートでレース経験を積ませるのもありか。遅生まれで丈夫なので、何とか1つは勝ってくれると期待している。

９．アルーシュ（牝3、1戦0勝、未勝利）
次走予定：未定
デビュー戦が絶望させるのに十分な内容で、正直この馬は勝つのは厳しいと思う。ただそれは芝の話で、ダートなら可能性があるかもしれない。ただ体質も弱いので、残された時間は多くない。

１０．ヘヴンズチョイス（牝3、新馬）
次走予定：1/19中山・芝1600
とりあえず走ってみないとわからない、としか言えない。体質が弱いので、秋までに間に合うかどうか。

１１．ヴォルケンクラッツ（牡3、新馬）
次走予定：未定
1月中には入厩のメドがつきそうということで、新馬戦には間に合いそう。血統的にヘヴィステイヤーであると思われ、菊花賞出走まで期待しているが、全く絞れない巨体に一抹の不安がある。飛節を骨折していたので、当面はダートを使うような気もする。

１２．ディアフレンド（牝3、新馬）
次走予定：未定
ゲート合格に2カ月かかる気性、脱臼癖、3か月の骨折、とこれだけ重なって期待しろと言う方が無理。どんなに早くてもデビューはオークスが終わった後あたりになるし、チャンスは2，3回しかない。この馬は血統的に見て募集価格が安すぎ、クラブ側は最初から何かしら問題を把握していたに違いない。高い授業料だった。