アルーシュ、デビュー戦惨敗。

中京芝2000でデビューした世代最高価格牝馬・アルーシュは、10頭立て３番人気７着と惨敗。わざわざメンバーの弱い中京を選んで、テンだめ中だめ終いだめのほぼ完璧な内容で、絶望するには十分なレースでした。何一つ光るものがなく、このメンバーでこれだけ負けては、芝で勝ち上がれる可能性はまずないでしょう。あとはダート適性があることを祈るだけです。

なんていうかカラダだけ立派に成長してしまった闘争心ゼロの良家のお嬢様という感じ。偉大な祖母と評判の母、そして他家から婿に来て肩身の狭い思いをしているダメな父のもとで大事に育てられたものの、イマイチな先生の中途半端な教育を受けたおかげで能力も開花せず、地方の三流大学に進学をしようとしたけど受験に失敗した、みたいな…。

中山ダ1800で４カ月ぶりに復帰したグランドサッシュも同じく３番人気で７着と惨敗。といっても横山典さんのよくあるやる気なし騎乗の結果なので、さほど悲観することもないものの、こういうのを見せられると、ホントにこの一戦は必要だったのかと思わざるを得ませんね…。

しかし今年のシルク２歳は完全に東高西低ですね。エクセレントビューとフォワードカールの募集価格足しても、全然アルーシュより安いという現実。それにしてもしがらきのスタッフが「クラシックを意識」したというのは、いったいどこのクラシックだ？インドのクラシックか？それともグアテマラあたりのクラシックか？

今日のレーシングプログラムの出来が素晴らしすぎて逆に悲しくなる。