競輪
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2013/09/01 23:07
フリティラリア勝利！
３歳牝馬のフリティラリアが昨年６月のデビューから実に１５戦目でついに初勝利！今年１０戦目、函館だけで実に７戦目、ここ４週で３回目の出走という過酷ローテで、事実上ココがラストチャンスという状況での勝ち上がり。鞍上の横山和生騎手とともに着実に成長しながら辿り着いた初勝利で、久々に出資馬の勝利で感動させられた。
一口馬主をやる上で一番嬉しいのがＧ１制覇なのは間違いないとは思うが、こういう勝利もまた格別で、一口馬主冥利に尽きると思う。正直なところ、一つ勝つのにこれだけ苦労している時点で、上のクラスで活躍できる可能性はかなり低いわけなのだが、もうそんなことはどうでもいい。あとは怪我なく競走生活を全うして、無事に繁殖として牧場に帰ってくれれば十分だ。
思えば自分が一口馬主ライフから抜け出せなくなるきっかけとなったのが１２年前、２００１年の秋華賞に出走したシルキードルチェという馬だった。この馬もデビューから初勝利までに１２戦を要し、勝ち上がったのは8/19の小倉だった。フリティラリアと決定的に違ったのは、デビューからしばらくはペースについていけず最後方を進んで、直線でバテた馬を交わすだけの惨敗、というまるでレースにならない状態だったこと。そんな馬が少しづつ成長し、メイショウドトウがテイエムオペラオーに勝った宝塚記念当日に初めての連対、夏の小倉３戦目でついに初勝利をつかむ。そして翌週には格上となる１０００万クラスの西海賞に連闘で挑戦し見事勝利。初勝利に１２戦を要した馬が、翌週にはもう秋華賞の出走権を手にするという、あり得ない奇跡が起こったのだ。その後のローズＳ、秋華賞は完敗だったが、テイエムオーシャンやローズバドとともに同じレースを走っている姿を見て胸が熱くなったのを今でも覚えている。結局その後勝利をあげることはできなかったが、４００�圓頬�たない小さな牝馬が演じたドラマは、今でも自分の一口馬主ライフの原点だ。
とそんなことを思い出していると、続く小倉でプレノタートが２年ぶりの勝利。再来週にはローブティサージュがローズＳで復帰するし、新馬勝ちしたローブデソワとグランドサッシュ、入厩を間近に控えた２歳馬達もいる。この上もなく楽しみな秋競馬がいよいよ始まる−。
- フリティラリア
- シルキードルチェ
- メイショウドトウ
- テイエムオペラオー
- テイエムオーシャン
- ローズバド
- プレノタート
- ローブティサージュ
- ローブデソワ
- グランドサッシュ
