アルジャンテ、惨敗。

アネモネSを除外されて自己条件の平場・中山芝1600mに出走したアルジャンテは見どころなく6着惨敗。本当にアネモネSを除外されてよかったです、こんなレベルの馬が本気で桜花賞を目指す馬達の出走枠を奪ってしまわなくて本当に良かった。それだけが救いです。

しかしこの程度の相手で掲示板にも載らないほど弱いとは思わなかったです。その弱さの原因の一つは2か月も間隔を空けてじっくり調整をしたにも関わらず馬体減で出走させてきた厩舎力です。これで「この馬には中山は合わない」とか言って「次走は5/1(日)東京の芝1400mで一旦放牧」とか言うんだと思いますが…。

現時点でのこの馬の実力は「自己条件でも掲示板にも載れないレベル」だということがはっきりしました。加えて今後の目標もなくなりました。あるとすればそれは「来年のクラス編成までにあと1勝」という最低限のものです。であればここから一年の間に、それもなるべく早い段階で、この馬の適性を見極めなければなりません。スタートがド下手で、器用さもなく、血統的には短い所が向きそう、かつここまでの成績から、すでに「東京・芝1400mがベスト」と決めつけられているような気もしますが、本当にそうでしょうか？兄のナイフリッジは父デュランダルで芝2000mで勝ち上がっていましたし、この馬も中距離の方が向いているのかもしれません。要するにやってみなければわからないので、いろいろ試してみて欲しいということです。そのためにもまずコンスタントに使って欲しい。弱い馬が経験を積まないでどうして強い馬に勝てるんだ。

まぁ兄姉がそうであったように、成長力が全くないのがこの兄妹の特徴なので、このまま終戦の可能性がかなり高い気がします。あとは尾関師の腕にかかっています。最低でも募集総額くらいは稼いで欲しいのですが…。