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2016/02/14 14:32
ヘヴンズチョイス、大惨敗。
東京6Rで3か月ぶりに復帰したヘヴンズチョイスは10着と大惨敗。4コーナーまではいい感じでしたが、直線はさっぱり。もう完全に馬が走る気をなくしてますね。何か月間隔を空けようが、天栄も厩舎もいつも通りで何の工夫もないのですから、これ以上は現役を続けても意味がないと思います。
■デビュー戦快勝後の勢司調教師のコメント
大事にしていけば、相当上まで行ける馬だと思いますし、センスも良いものを持っていますよ。
デビュー戦の勝ちっぷり、昨年2月の500万の勝ちっぷりからして、馬に能力があるのは間違いないでしょう。馬っぷりからしても500万クラスにいる馬ではないです。今となっては寝言でしかないですが、少なくとも芝なら準オープンくらいまでは出世できる器だと思います。
しかし昨年2月の骨折後のレースぶりを見ると、もう馬に走る気がなくなっているとしか思えない惨敗の連続。それなのに陣営に何の工夫も見えない。気性の問題、体質の問題、適性の問題、いろいろあるとは思いますが、この馬はもう5歳なんですよ。わずかキャリア9戦ですが、来年の春でもう引退なんです。この後に及んで2歳か3歳の馬に対するような呑気なコメントばかりしている調教師。言葉とは裏腹に何の工夫も焦りも窺えない陣営。能力がない馬が走らないのは仕方ないことですが、能力がある馬を走らせることができないのは本当に残念です。
妹のグレイスフルアートもそうですが、この姉妹は本当に環境に恵まれませんでした。一族の体質が極端に弱いために全く売れなかった姉妹ですが、能力は確かなものを持っていたとは思います。しかしその現実は未勝利と500万止まりですけどね。
こんなだから特定厩舎の馬は売れないとかなるんですよね…。