レガッタの訃報。あまりに唐突すぎて

先ほど知った訃報に言葉を失くしています。
ちょうどファミユとアッシュが同時に淀へ来た日です。
その日の新馬戦で出会ったのがレガッタでした。
淀に馴染み深いスイープトウショウの仔なのは知っていました。

パドックで真っ先に現れた少し華奢に見えた馬、それが彼でした。
たくさんの観客の中に初めて出てきた彼は厩務員さんの方を見ていました。
厩務員さんはすぐに「大丈夫だよ」というように笑顔で見つめ返しました。
とても印象的で、ああこの仔は愛されているなと感じました。

目の前に来た彼は綺麗に髪を編んでもらっていました。
優しい瞳でじっと見つめてくる仔でした。一目で気に入りました。
大事にされて、とても人懐っこい性格の仔なのだったのでしょう。

そして圧巻のレース。素晴らしい末脚の圧倒的な勝利。
私はウィナーズサークルでどきどきしながら彼を待ちました。
ほどなく福永騎手が騎乗したまま現れました。
関係者の方の笑顔に包まれたウィナーズサークルでした。
福永騎手がとても愛しそうにレガッタを撫でている姿や、
厩務員さんと見つめ合って優しく撫でられているレガッタの姿。
最高の競走馬生活の始まりがそこにはありました。

まさかこんな悲しい日がやってくるとは夢にも思いませんでした。
まだまだ輝かしい未来が待っていたはずの馬。あまりに残念でなりません。

せめて今は彼の魂が安らかなところにありますように。
あの日見つめてくれた貴方の瞳を私は生涯忘れません。

レガッタのご冥福を心よりお祈り申し上げます。



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淀で出会ったときに昨年作成していた私のレガッタの思い出です。
当時のコメントそのままに最後のページのみ言葉を添えました。
http://horse.marketstation.jp/Regatta/