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2017/07/04 00:33

シャイニングレイ、CBC賞を勝つ

シャイニングレイがCBC賞を勝ちました。
レースについてはもうあちこちで語られているので、あらためて申すこともありません。

この馬には色々と教えてもらいました。
出資検討している時に、一番気に入ったのが当馬でしたが、それほど人気は無かったですね。

私には忘れられない歩様の馬がいて、それはトウカイテイオーなのですが、本当にバネのある歩き方というのはトウカイテイオーがその象徴的な存在といまでも思っています。
DVDでシャイニングレイの歩き方を見た時に、同年の募集馬の中で一番トウカイテイオーの歩様に似ていると思いました(テイオーほど極端な歩様ではないですけど)。

馬体も迫力があり好感を持ちましたが、なにせ母父がクロフネですので、そこは強調できません。
フレンチデピュティの系統の血が入っている馬は、ほとんど筋肉量豊富ですが、だからといって走るというわけでは無いというのが競馬の面白いところであり、難しいところです。
ただ当馬は、力士で云えば朝青龍のようなゴム鞠のような筋肉の質に見えました。
馬でも人間でも硬い筋肉はアスリートにはなれません。
実際に触ることはできませんが、DVDの動画を見ると、トモ周辺の筋肉の揺れ方でその質は見当が付きます。

一方で手先の軽かった父のディープインパクトに似ているところはほとんどありませんね。不思議です。

結局のところ、短距離に適性があったわけですが、このファミリーはオイスターチケット以前はほとんど活躍馬を出していません。
つまり、このファミリーで走る馬はオイスターチケットの性質を基点としているということです。
オイスターチケットはクラシックディスタンスに強いトニービンウイニングチケットの血を受け継ぎながら、どうもスプリンター的に出ていたっぽい(早く引退したので断定できないけど)牝馬でした。
ですからシャイニングレイサンデーサイレンスディープインパクトが生み出した馬では無く、どちらかといえば母系が生み出した馬なのだろうと思います。

ようやく活躍できる本来の舞台を手に入れて、今後も夢は広がりますが、再発率の高い疾患を持っていることから、大きな夢を見ず目の前の一戦一戦を楽しんでいこうと思います。

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