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2016/10/19 12:11
物理が当てはまらない競走馬(その2)
続き)体を大きく見せるのが良いとよく言われますが、ナリタブライアンは実体重よりも小さく見えましたし、体型も長距離馬的ではありませんでした。
リアルシャダイ系は膝下が短くケガが少なそうな印象でしたがライスシャワーやシャダイカグラなどの例もあります。
長距離馬は首をしなやかに上手に使うなんて言いますが、メジロパーマーは凄く首が高く決して首を上手に使えるタイプではなかったですし、エイシンバーリンとかは逆に短距離系でも首が低い馬でした。シアトルスルー系は総じて首が低い走り方ですね。
逆にサンデーサイレンスの産駒にはフジキセキからディープインパクトまで首が高い馬が多かった印象があります(もちろん牝系の影響次第で変化します)。
他にもダート体型、マイラー体型とか云われますが、たくさん例外を見ていると、あまり参考にならない話として受け止めざるを得ません。
それでも中には「こういうタイプは例外なく走らない」という部分はあります。それは競馬ファンがそれぞれ自分なりの理論を作っていって欲しいと思います。
今は昔以上に大型馬も多いし、逆に今年のオークスなどを見ても小柄な馬も活躍する、一流馬は牡馬と牝馬の差がないなど、技術でケアできる部分は日本競馬もどんどん進化していますね。(さらに続く)