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2013/01/13 07:25

(メモ)笹針について〜小島良太ブログより

笹針とは笹の葉に似ている針で馬の体の悪い箇所をプチプチ刺すことで、もちろん身体中から血が出ます。
何でそんなことを、と思いますよね。
効果の狙いは、筋肉を傷つけることで修復しようと大量のヒスタミン物質が出てよりよい回復効果を得られる、血中に溜まった老廃物を速やかに除去する、といった狙いです。悪い箇所に命中すると真っ黒い血が出て、「キュッ」という音でガスが抜けます。この音がネズミの鳴き声に似てるので「ここにネズミがいたかぁ」なんて言ったりします。
本格的に休養に入る馬には笹針、短期間で復帰させる馬には「3日針」や「捨て針」といった少なめに刺す方法があります。
但し、これは日本独特の荒治療で外国人から見たら虐待に見えるかも知れません。

1回〜2回出走させて放牧に出す厩舎ではあまり必要はありません。そこまで馬を酷使しないからです。しかし厩舎事情で出し入れ、入れ替えする馬が少ない厩舎では今でも頻繁に行われています。
3日針程度なら痛みもそれほどは伴わないのでたまに行いますが、本格的なやつは最近ではあまりやりません。

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