スカーレット一族と私

スカーレットブーケとの出会いは平成３年、私が競馬を始めた年です。そして初めて買った馬券がその年のクイーンカップでのブーケと何か(相手は忘れた)の枠連で、それが何と当たってしまいました。これが私の馬券デビューです。

その頃は武豊しか知らなかったので、武さんが乗っている馬・・ということでブーケを知り、また馬券が当たったことにより、この馬をずっと応援していこうと思いました。その気持ちは今でも続いています。

ブーケは牝馬３冠レースを勝てないながらもすべて掲示板、G1は勝てなかったけれど重賞を３つ勝ち繁殖に入りました。

繁殖に入り社台ファームの期待は大きく、トニービン、サンデーサイレンスと毎年豪華種牡馬が付けられました。

なかなか大物は出せませんでしたが、初めて重賞を勝った娘はダイワルージュ、牧場の方が「ダイワさんに売ったら走るようになりました。笑」とおっしゃっていました。(それまでの馬はずっとクラブに出していたので)

そして機は熟し、ついにダイワメジャー・ダイワスカーレットの強力兄妹の母となり、今では超有名繁殖牝馬、１０年のタキオンの仔を最後に繁殖を引退しました。

ダイワメジャー・ダイワスカーレットは３歳ちがいの兄妹、その二人(二頭)が一緒に有馬記念に出た!!　この一族をずっと応援し続けた自分にとっては感無量でした。妹ちゃんの方が着順はよかったね。

私の中では、史上最強牝馬はダイワスカーレットだと思っています。もう少しだけ走りを見たかったなぁ。今度は母の後を継いで、いい仔をたくさん産んでくださいね。

１３頭の子供を立派に育てたスカーレットブーケはたいしたお母さんです。お疲れさまでした。これからは、孫たちの走りをのんびり応援してください。

ブーケ、いつまでもいつまでも元気でいてね。