拝啓　オルフェーヴル様

拝啓　オルフェーヴル様

本日は本当におめでとうございます。
やはり君は誰が何と言ってもNO1でした。
前２走のダメージが残っているのではないかとか、７割の出来ということで、君を切ってしまった自分はまだまだ甘いと思いました。
今日はパドックでも輪乗りでも物静かで、「この子は少しうるさい時の方が走る。」という専門家の話もあり、まわりの雑音に惑わされてしまった自分が恥ずかしいです。
君は、春２戦の敗北を糧に、ゆるぎない強さを身につけたのではないでしょうか。さらにこの先どれだけ強くなるのか楽しみです。
秋には池添君を載せてロンシャンを駆け抜けてください。
そして、ずっと君の上には池添君にいてほしい。なぜなら、君を一番愛しているのは彼と厩舎の関係者の方たちだから。

今日は、本当に君の強さを見せつけられました。当分は君の時代ですね。怪我だけはしないで、どこまでも強くなってください。
素晴らしいレースを見せてくれて本当にありがとう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　敬　具