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2012/08/24 22:08
海外競馬事情 2
22日ヨーク競馬場インターナショナルS(芝・2080M・9頭立て)
注目は初中距離挑戦のフランケル
ゲートが開きスタート→出遅れ最後方→コースを外に選択し最終コーナーで外ラチ一杯まで回される→同じ位置から先に抜け出したファーが徐々に外ラチに寄ってきて進路が狭まっていく→更にファーの前にはスムーズな競馬から先に抜け出して先頭を走るセントニコラスアビー
正直これは負けたと感じました
狭まってゆく進路を次元の違うスピードしかも馬なりでファーを追い抜き更に前にいたセントニコラスアビーすらも置き去りにする→そこからようやく追い出しを始めるとみるみる差を広げ7馬身差圧勝
このさぶイボ起つぐらいの戦慄
この感覚以前にも感じた覚えがあります
オルフェーヴルの阪神大賞典です
長距離で暴走しこれは負けたと思わす絶望的シチュエーションから勝ち負けを演じて魅せたオルフェーヴル
中距離で出遅れこれは負けたと思わす絶望的シチュエーションから圧勝して魅せたフランケル
この2頭の運命が同じレースで交わる中距離戦こそ10.7凱旋門であれば最高だったのですがフランケル陣営は10.20チャンピオンSを引退レースと決めてるようです
フランケルがフランスに来ないならオルフェーヴルがイギリス・チャンピオンSに行けば対戦叶うのですが凱旋門走った後13日間で何日も隔離拘束されるイギリス検疫を終わらせ調教→出走なんて物理的に無理?もしくは無謀な話でこのきら星のごとき2頭の運命が交わる中距離戦実現の可能性は極めて低く、だからこそオルフェーヴルの凱旋門前哨戦がインターナショナルSであったならと今に至って尚更残念でならんです